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Sensory Percussion 日記 09

〜Lo-Fi Hip Hopを再現しよう!・応用編の巻〜

こんにちはヒマラヤです。またまたLo-Fi Hip Hopをリファレンスとして今回からは外部DAWであるAbleton Liveとの連携にも触れていきたいと思います。

外部DAWとの連携と言うとなんとなくややこしそうな響きですが、我々がしないといけない事はただ一つ。SunhouseがAudio Streamerというプラグインと適切なルーティングを施したテンプレートを公開しているので、そちらをダウンロードして起動するのみ、Yes or Yesの精神でインストールしていきましょう。

※青く引用されたNOTE:部分のリンクをクリックして登録してあるメールアドレスを入力するとダウンロードのリンクが送られてきます。テンプレートは更に下部にリンクが貼られているのでお好きなDAWを選びましょう。(現在ベータ版なのでAbletonとLogicのみとのこと、今後対応DAWが増えていく可能性アリ。)

余程パソコンが苦手な人でない限りつまづく事は無いと思います。機材のスペックによっては遅延やノイズが入るとの事なので公式のフォーラムに載っていたTIPSも合わせてリンクしておきますので、よかったら御覧下さい。

ソフトウェアの設定

今回も特定の部位に前もって設定したエフェクトのオンオフを切り替える設定を施していきますが、折角なので使用するエフェクトをSP内部のEQからサードパーティーのプラグインであるKiloheartsのTape Stopに変えましょう。音声サンプルは先週と違う物を使用していますが、アサインしている場所は全て同じです。

スネア
center:スネア
edge:ハット
shell:ループの再生
バスドラム
close&open:キック
rim tip:Tape Stopのオン・オフを切り替えるスイッチ

01.外部DAWにMIDI信号を送る
実は初期設定の段階でSensory Percussionで特定の部位を叩くとMIDI信号が発信されるようになっています。右側の窓のMIDIをクリックすると各部位にどのMIDIノートが割り当ててあるかが記されています(rim tipは1オクターブ目のD)。前回同様rim tipにはスイッチの役割を果たしてもらえればいいのでサンプルをアサインする必要はありません。

02.DAW内でのMIDIマッピング
Abletonでは任意のパラメーターをMIDIコントローラーのツマミ等と関連付けて操作することが可能です(持ってないのでわかりませんが他のDAWでも出来るはず)。Abletonの右上にあるMIDIというボックスをクリックすると色んな部位が青く光りますので、前もってMasterに挿しておいたTape StopのPlayをクリックした後スティックでrim tipを叩きましょう。上手く認識されていれば左側の窓にNote D1という欄が追加されるはずです。

03.実際に叩いてみました
自分の演奏にテープストップのエフェクトが掛かるのは新鮮で楽しかったです、スネアが鳴るタイミングでスイッチを入れるとそれっぽくなる気が。

ふたつのソフトを同時に使用する事もあってある程度PCのスペックを求められますが、そこは設定やトラックの振り分けを工夫する等して対応していけば何とかなると思います。こういった制約のある環境の方が思わぬ表現が出来て面白い曲が出来たりするので色々試してみる価値はあるかもしれませんね。

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