Sensory Percussion 日誌 07
〜スネアの連打に徐々にエフェクトをかけよう!の巻〜
こんにちはヒマラヤです。見切り発車でスタートした打ち込み再現編ですが、実際に手を動かしてみると全然出来なかったりしてひいこら言いながらネタ探しに奔走する毎日。週一更新は死守したいものです・・・
今週のリファレンスは「Chambray / Ghetto Giants」の1:10辺りです。
徐々にリバーブがかかっていくスネアの連打とカウベルが流れますが、今回はカウベルを無視して再現します。
かなり見にくいですが譜面です、一小節目から段々音の余韻が伸びていって四小節目の頭でブレイクという展開。個人的にこういう雰囲気の楽曲って無数のツマミをチョビチョビひねってるイメージなんですが、こういった表現も設定を工夫すれば思ったより簡単に再現することが出来ます。
ソフトウェアの設定
今回はスネアヘッドの端から中央にかけて出音にエフェクトがかかる様な設定を施したいと思います。
01.認識範囲の統合
今回使用するサンプルをcenterにアサイン(毎度の事なのでGIFは省略)した後、edge上で左クリックを押してcenterを選択しましょう。
02.controllerの設定
controllersをクリックし、右上の+ボタンを押してTimbreを選択。上部にSelect Padの選択するボックスがありますのでstart:をedgeに、end:をcenterに設定しましょう。このようにする事で叩く部位がstartで設定した位置からendで設定した位置に近づくにつれて任意のエフェクトがかかっていくという事になります。
03.エフェクトの設定
ソフトの右下を見るとFX drum 1という部分がありますので、+ボタンをクリックして下さい。色々と出てきますが、今回のお目当てはReverbです。
先程設定したTimbre内のassignmentsにある緑の矢印をReverb内のdecayにドラッグして下さい。
今回は触っていませんが、十字をアサインした後に現れるReverb: Decayの中にあるrngeの範囲を上下させる事でリバーブのかかり具合を調節出来ます。
04.実際に叩いてみました
元々centerとedgeは上手く認識されている事もあってか、リバーブのかかり具合も自分が意図した通りになってくれました。
人それぞれ好みがあるので何ともなんですが、右手でスティック持って左手でMIDIコントローラー等を操作して先鋭的な事をするパフォーマンスは演奏というよりも曲芸に見えてあまり好きではなくて(勿論四肢で全く別の事が出来るのは凄いと思う)、あくまでドラム演奏の範囲からはみ出さずに自分の意志で、尚且現時点での己のスキルでエフェクトのかかり具合を調節出来る事がわかったのはかなり大きな収穫でした。これからも色々出来ることを増やしていきたいですね。
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