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Sensory Percussion日誌 01

〜クイックスタートの巻〜

こんにちはヒマラヤです。今回はクイックスタートの巻と題しまして、Sensory Percussionで音を出すところまでを説明していきたいと思います。

必要なもの
Sensory Percussion及び同梱されたピックアップ
ドラム(今回は14インチのスネアドラムを使用)
メッシュヘッド
パソコン
オーディオインターフェイス
XLRケーブル
スピーカー

ソフトウェアのアクティベーション
まず箱を開けると洒落こいポストカードが入っております、裏面にURLとアクティベーションに必要なパスワードが書いてありますので早速アクセス・・・


お名前とメールアドレス、ポストカードに記されたアクティベーションコードとトリガーのシリアルナンバーを記入し、最後に使っているOSにチェックを入れてSubmitをクリック。すぐにメールが届きますので、リンクからダウンロードしましょう。後はただひたすらにダブルクリック、続ける、同意する、activate。英語にビビらず、YES or YESの精神でガンガン行きましょう。

ドラムのセッティング
一般的なドラムにはプラスチック製のヘッドが張られているのですが、それをメッシュヘッドに交換しましょう。メッシュヘッドは自宅でドラムを練習する為のもので、従来のヘッドに比べるとかなり静かです。比較動画を撮りましたので御覧下さい。プラスチック→メッシュの順で演奏しています。

※音量は弄ってません。
この様に音量を抑えた上でセンサーを取り付けて演奏すれば、生ドラムでは出せないサウンドを出すことが出来ます(実際はスピーカーから音が出るので、厳密に言えば生ドラムから電子音が出ている様に見える)。勿論プラスチックヘッドで生ドラムそのものの音と電子音を同時に出すことも可能です。バスドラムの生音と808のサブベースを同時に発音させて、トラップの様な図太いキックが表現出来たら面白いかもしれませんね。

更にもう一仕事、ピックアップを取り付けます。V字の金属片が入っていますので、そちらをフープに沿う様に付け、粘着テープの部分を抑えて折りましょう。

最後にトリガーをピックアップの真上にセンサーが来る様に取り付ければドラムの下準備は完成です。

ケーブルの接続
次は、トリガーとオーディオインターフェイスをXLRケーブルでつなぎます。トリガー側にメス端子、インターフェイス側にオス端子を接続して下さい。

XLR-TRSケーブルだとファンタム電源を供給出来ない為、センサーが作動しません。前回のデモ演奏の様にスネアと三点セット全てにトリガーを付けたい場合はXLR端子が4つ付いたインターフェイスを用意しましょう。
サラッと調べた所Behringer UMC404HD U-PHORIAがお手頃価格ですね。

ソフトウェアの設定
ここからが結構大変なんですが、とりあえず音が出れば良いので最低限の設定をしていきます。

01.アウトプット・インプットの設定
⌘A(Ctrl+A)でオーディオ設定が開きます、OutputとInputの項を自分のインターフェイスに設定して下さい。

02.ドラムモデルの設定
初期設定のままだとdrum 1という名前になっていますのでそのすぐ下のmodelをクリック、Add new、snare-mesh、14"の順にクリックしましょう。任意で名前の設定も出来ます。

03.ラーニング設定
中央の窓の右上にあるlearn...をクリックすると赤く点滅します。更にcenterの部分をクリックすると赤く囲まれますので、その状態でスネアの中央をスティックで叩いてみましょう。centerの部分がご自分の叩いたタイミングに合わせて白く光るはずです。

04.オーディオファイルの設定
最後に、自分の好きな音声ファイルをアサインしましょう。centerの部分にファイルをドラッグするだけで大丈夫です。何故か通行止めの様なアイコンが出てきますが、しっかりアサインされますので大丈夫です。気にせずドラッグしましょう、YES or YESです。

05.実際に叩いてみました
スピーカーの音が小さいのでメッシュヘッドに替えていてもシェルの残響音が被っていますが、しっかりした音響システムで大音量を出せば全く気になりません。

文章にするとややこしいですが、DTMの経験がある方なら躓く事なく設定出来るのはないでしょうか。とりあえず歓喜のホーンで無事に音が出せた喜びを表現。

クイックと銘打った割に結構長くなってしまいましたが、これからもこんな感じで自分自身も勉強しながら理解を深めつつ、Sensory Percussionで面白い事が出来たら良いなと思っています。

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