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AA=(AAequal)のライブに行った感想。

2019年8月6日 タワレコで予約しておいたAA=の#6を買った。

先行販売特典でCD内に梱包されてある紙から渋谷O-EASTで開かれるTour#6 ファイナル公演のチケット先行販売へのURLが記載されてある。

どうせ外れるだろうけど予約だけでもしてみますか....金無い中新品で買ったんだし....。

と予約フォームへ行き予約。(予約がゲシュタルト崩壊してくるな...)

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今年で57歳になる私の母も上田剛士の存在は知っているので「じゃあ一緒に観に行こう!」と二枚応募した。一人で行くの怖いし。

当たらないだろうと思いながらも抽選結果が出るまではドキドキしてくるのである。矛盾の塊である。

そして抽選結果がメールで送られてきた。

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当たっちゃったよ。

当日の11月17日。渋谷に行きTSUTAYA O-EASTへ来てしまった....。

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うわヤッベ〜〜〜〜〜〜〜〜緊張しますやーん....AA=グッズ身に付けてる人いっぱいいますや〜ん....。ヤッバ〜〜〜〜〜〜〜

物販の先行販売が15:30からなので早めに向かい、無事AA=グッズも購入!!欲しかったからメチャクチャスーパー嬉しいーーーー!!!

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キャップ、ラババン、ステッカー、缶バッジを飼いました。

入り口には音楽関係者からの花も飾られていた。

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そして開演時間が迫り17時に再度O-EASTへ。

沢山のAA=ファンが並び、整理番号順に呼び出されて行く。

私達も呼び出されたのでO-EASTへ吸い込まれて行った。

母は2Fの座席側へ、私は1Fのステージ上手、上田剛士側の最前列より2、3列ぐらいへ。今までライブは何回か行った事はあるがダイブ、モッシュが起こる所は今日が初めてで緊張していた。

会場内にある各モニターには動物農場のアニメが流れ、メタリカ、アイアンメイデンの曲が流れていた。

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ドキドキしながら開演時間が迫る中、私の前にムエタイ選手風の男性が来た。何回もストレッチをしている。体柔らかくて羨ましいな。

私は心の中で「うわこの人絶対暴れますやん、絶対モッシュとかする系男子ですやん」と思った。

そして私の後ろでは家族連れらしいグループが喋っていた。娘らしき女性がAA=10周年ライブ“THE OIO DAY”のドラム3台体制の事をウキウキしながら父親に話しかけていた。スゲェなおい。

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そんなこんなで18:30 ステージ上ではスタッフによる最終サウンドチェックが開かれていた。

各スタッフがベース、ギター、ドラム、プログラミング(MacbookとMC-307)の音出しをしていて、スタッフのピッキングでもベースの音はゴリゴリに深く歪んでいた。

憧れの上田剛士機材がそこに佇んでいる。本物だ...。

AA=の今作は過去最大にベースの音が歪んでいる。

この歪みはMAD時代以来だと思う。

AA=になってからの上田剛士のベース音は低音を重視したセッティングだった。4弦ベースに5弦を張り、尚且つ半音下げにしているから尚更だった。

しかし、今作の#6を聴いた時は本当に驚いた。

あの高音域がガリガリ、ゴリゴリに歪んだあの音。プレベにしか出せない音がO-EASTに響いていた。

やはり上田剛士はMASTER OF DISTORTIONである。

ギターテックによるサウンドチェックが終わり数十分後、1曲目“THE FLOWER”のイントロがフェードインで流れてくる。観客のテンションが上がってくる。そしてついに


フードを深く被った上田剛士がステージに上がってきた。

フロアは大歓声だ。私も感動にあまり叫んだ。

上田剛士がMC-307が置いてある機材にセットしてあるMIDIコントローラーを激しく演奏する。

あのドラムンベースが息つく暇もないまま大音量で激しく響いていた。

そしてAA=メンバー全員がステージ上に揃った。

本物だ。CD、ライブDVDでしか観れなかったAA=がそこにいた。

私は叫んだ。「ヤベー!!本物だー!!!!!!!」 曲に合わせて「オイ!オイ!」と声が上がる。

前奏のドラムンベースが終わった後はバンドの音が初まり、タカと上田剛士のボーカルが聴こえてくる。

私は感動で泣きそうだった。しかし涙が出る前に私が見ていた前列ではモッシュ、ダイブの嵐。

人波が暴れ、私はメガネが落ちないように必死で気を付けていた。ダイバーの体が何回も私に当たる。私の前、後ろにいる皆がその歪んだ音にノリながら揺れ動く。

最高だった。アドレナリンが分泌しまくる。

一曲目でフロア全体の息が上がっていた。私も息切れしていた。

間髪入れずに二曲目“NOISE OSC”が始まる。私が今作で一番好きな曲だ。

この曲の時が一番ダイブとモッシュが激しかったと思う。

私も音が聴こえない程、自分の身体が周りによって沢山動かされて行った。左右上下行ったり来たり跳ねたりだった。

上田剛士がMCでフロアを更にぶち上げて行きながらPICK UP THE PIECESへ流れて行く。
喉が弱い私はもう声が枯れていたがそれでも叫ぶ。もうこの時点でAA=が最高だったから。

上田剛士がステージ上を縦横無尽に動いて行く。今年で51歳やぞ。ヤベーな。

UNDER PRESSURE、AD SONGと続いていき、いきなりO-EASTのモニターに映像が流れてきた。「みなさんは今 自由ですか?」

そして”FREEDOM“が始まった。

6曲目にFREEDOMをぶち込んだ時は驚いた。アンコールで演る事が多い曲をここで出すとはニクイね。最高だ。何十回も拳を上げて叫んだ。金子ノブアキの叩き方は相変わらずカッコいい。シンバル類を手で止める時の動作とか迷いもなくスパッと止めてる。侍みたいだ。

such a beautiful plastic world!!!のベースソロの音は最高に歪んでいた。

虫がカサカサと這い回る音が流れ、“GREED...”が始まる。上田剛士のベースがMAD時代に使っていたステッカーだらけの黒プレベに変わっていた。サビは上田剛士の目つきがとても鋭かった。

GREED...が終わり、上田剛士がMC-307群を弄り太い電子音を奏でて行き“POSER”へと繋いでいった。
“POSER”の歌詞 で「這い上がれ今すぐ 泥水被るような世界笑え偽りだらけのヤツの暴走 何度やられても 立ちあがれWho the hell you?」という歌詞が好きだ。そして上田剛士がライブならではに歌詞を変えて歌っていた。強いメッセージを感じた。

#6を聴き込んでいた時は落ち込む事、理不尽な事に悩まされていたからこの歌詞には本当に勇気を貰った。

MONEY GRUBBERが流れてきた時は天井から札束、AA=マネーが降り注いできた。必死に取ろうともがく中に私もいたが、終演後に一人一人に配られて行って平等性を感じた。

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(会場の床に散らばるAA=マネー)

DEEP INSIDEではBALZAC HIROSUKEがゲストで登場。 私の後ろで観ていたファンが「うおー!!」と叫びながら前へ進んでいった。

12曲目“The Klock” この曲も大好きだ。サビの上田剛士の美声が“そこ”で聴こえて嬉しかった。

”ROOTS“ サビでタカが観客を煽り、皆も私もそれに合わせて手を左右に振っていた。とても楽しかった!ROOTSはライブでこんなに変わり映えるのかと感動した。

posi-JUMPERでサビのGO!!!は自分も皆も叫び歌っていた。とても気持ち良かった....。

“そして罪は赦された~ACQUITTAL“では上田剛士がベースを下ろし、マイク一本で歌う姿に圧倒された。大きいオーラが漂っていたと思う。

“SMILE” タカのあの歌声が優しく包み込み、一旦終了。上田剛士が礼を言いステージ袖へはけていく。

アンコールでは拍手とAA=コールが鳴り止まなかった。

再度AA=メンバーがステージ上へ上がり、NEW HELLO〜SAWへ。

そしてアンコール最後の曲 “PEACE”は本当に聴けて良かった。やっぱりこの曲は外せない。トップクラスにラウドなのに耳が全く痛くない。流石AA=サウンドだ。

「PEACE!!!」と皆が叫ぶ瞬間に自分も混ざれてとても嬉しかった...!!!


終演後はテンションが上がってTシャツも買いました。

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皆もAA=のライブに一回は行くべき。とても楽しかったです...!!!!!



Twitter @JJ22LR

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