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オドル ココロ/資生堂ギャラリー

まずはおなじみオイデルミン

 ミュージカル『エリザベス・アーデンvs.ヘレナ・ルビンスタイン』を観て以来、化粧品ブランドの歴史には少々ながら興味があった。また、資生堂のアートワークの歴史みたいなものは、以前S/PARK横浜で見た。今回は時代ごとのライフスタイルの変化と資生堂のアートワークを照らし合わせての展示だった。

 銀座の資生堂ギャラリーへ。

フーミー。現在のフーミーとの関連はないのかしら
シンプルながら、自分を彩る喜びを感じるパッケージ
カッコいい
先鋭的
今では様々なブランドで見かけるボトルのデザイン
ビバーチェよ
現代にこそほしい、このコンセプト
ピエヌ。ヤングむけプチプラの走りなのかな
そしてこれも早すぎる医薬品ぽいデザイン
とっとと脱ピンク
化粧惑星よ!

 令和になっても、コスメ=ピンクとか花とかのデザインがはびこっているけれど、資生堂はフェミニンピンク?なんですかそれ?って感じで戦前からハンサムなデザインを採用している。広告では常に自由な女性を演出。現在でも見ない尖ったデザインのパッケージが多い。

 今の量販されているコスメはツールって感じで味気ないけど、資生堂はメイクすることへの夢を感じるなと。

 哲学ぎっしりのコンセプトは展示だけでは追いきれないし、これらの素敵なデザインをいつでも見られるようにしたいので、ぜひ図録が欲しい!と思いながら資生堂ギャラリーを後にした。

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