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Wi-Fi7(11be)、衛星基地局など

スマホとWi-Fi接続について
通信速度が速い順に802.11xxは 11be 11ax 11ac と覚えておくとよいでしょう。
今後、スマホやノートPCを買い替える新しもの好きや裕福な方は 「11be」対応にすべきでしょう。
そして家庭用ルーターは「Wi-Fi 7」です。
両方買い替えないと5倍速くなりません。

「Wi-Fi 6(11ax)」の最大通信速度(理論値)は、「Wi-Fi 5(11ac)」と比べて約1.4倍程度高速になりました。
買い替え動機になるほど大差ないですね

2022年9月、総務省がWi-Fiにおける6GHz帯の電波利用を認可した
6GHz帯が使えるWi-Fi 6Eの通信規格は、使えないWi-Fi 6と同じIEEE 802.11axです。

6GHz帯

IEEE 802.11be(Wi-Fi 7)<最新規格になる>
理論上最高通信速度は従来のWi-Fi 6/6Eが9.6Gbpsとなりますが、Wi-Fi 7では46Gbpsと 5倍近くにまで高められています。
5倍ともなれば買い替え動機になります。

Wi-Fi 7

4Kを超える高解像度のビデオストリーミング・AR(拡張現実)/VR(仮想現実)などの最新アプリケーション・サービスを支える基盤技術となることが期待されています。

総務省(電波管理)
モバイル端末を用いた4K等の高精細映像の動画再生や、ウェアラブルデバイス等でのAR/VR技術を活用したサービスの利用が進み、トラヒックが増大している状況。米国電気電子学会(IEEE)では、最新無線LAN規格として、IEEE 802.11be(Wi-Fi 7)の策定に向けて議論が進んでいる。

今回の改正により、我が国でIEEE 802.11be(Wi-Fi 7)による無線LANを利用可能とする見直しを実施する。

Very Low Power(VLP)
令和4年から利用可能となった6GHz帯では、EIRP25mW以下のVery Low Power(VLP)に限り、屋外での利用が可能になりました。

Low Power Indoor(LPI)
LPIモードは屋内6GHz無線LANの主流の動作モードになると考えられます。
LPIモードはいままでの2.4GHz/5GHzの無線LANと比べて、電波の最大送信出力に違いはなく、EIRP 23dBm, 10dBm/MHzと規定される見込みです。

ドローン操縦、映像の伝送など

無線操縦・無線通信(無線技士・無線通信士)

第一級陸上無線技術士:放送局(テレビ、ラジオ)、固定局、無線標識局などの無線設備
第二級陸上無線技術士:小・中規模放送局、航空用無線航行局などの無線設備
第一級陸上特殊無線技士:多重無線設備を使用した固定局などの無線設備
第二級陸上特殊無線技士:陸上移動系の無線局、VSAT(ハブ局)などの無線設備
第三級陸上特殊無線技士:タクシー無線の基地局などの無線設備
国内電信級陸上特殊無線技士:国内通信を行う固定局などの無線設備の無線電信による通信操作

第一級海上無線通信士: 船上保守が可能なGMDSS対応の船舶局、GMDSS対応の大規模海岸局等の無線設備
第二級海上無線通信士: 制限された範囲の船上保守が可能なGMDSS対応の船舶局,GMDSS対応の中規模海岸局などの無線設備
第三級海上無線通信士: 船上保守をしないGMDSS対応の船舶局、GMDSS対応の小規模海岸無線局の無線設備
第四級海上無線通信士: 無線電話を使用する漁船の船舶局、漁業用海岸局などの無線設備
第一級海上特殊無線技士:船上保守をしないGMDSS対応の漁船の船舶局、 商船が装備した国際VHF無線電話などの無線設備
第二級海上特殊無線技士:漁船や沿海を航行する内航船舶の船舶局、VHFによる小規模海岸局などの無線設備
第三級海上特殊無線技士:沿岸海域で操業する小型漁船やプレジャーボートの船舶局の無線電話などの無線設備
レーダー級海上特殊無線技士:商船などが装備した大型レーダー、レーダーのみを備えた船舶などの無線設備

航空無線通信士:航空運送事業用航空機に開設された航空機局、 この航空機と通信を行う航空局などの無線設備
航空特殊無線技士:航空運送事業用以外の航空機に開設された航空機局、 この航空機と通信を行う航空局などの無線設備

第一級総合無線通信士:無線通信業務全般ではあるが、主として国際航海に従事する商船の船舶局または船舶と通信を行うために開設する海岸局などの無線設備
第二級総合無線通信士:近海区域を航行する商船の船舶局および比較的規模の大きな漁船の船舶局や漁業用の海岸局などの無線設備
第三級総合無線通信士:遠洋で操業する漁船の船舶局や漁業用海岸局の無線設備

■DOCOMO、AU、SoftBank
宇宙の基地局(楽天モバイルについては後述する)
SpaceXスターリンクについて
Starlinkは、人工衛星との通信に専用のアンテナを使用します。そのため、空が開けた場所以外にアンテナを設置すると通信が遅くなる点がデメリットです。 Starlinkの通信を速く・安定させるためには、アンテナを設置する場所の周囲に電波を妨げる障害物がないことが重要です。
現在6000機以上の超小型衛星が列をなして飛んでいるようですが、最終的には4万機が必要になるとの試算もある。

スターリンク衛星の打ち上げは夜空に広がる壮大な景色となるでしょう。
この衛星は肉眼で見ることができ、その姿は真珠のネックレス、または夜空をまっすぐ横切っていく明るい光の列のように見えます。
この様に書かれていましたが、星空を観測する人々からは「光害」であるとの指摘を受けて、地球側の塗装を黒にして地上から衛星が見えないようにするとした。

将来的には寿命または故障した衛星を安全に落下させる必要もある。
また、ロシアや中国など東側諸国の低高度衛星と衝突する可能性もある。

2023年11月末の時点では、日本全域において下り(ダウンロード)は「159~243Mbps」、上り(アップロード)は「17~33Mbps」となっています。

付属しているルーター1台の無線による同時接続台数は128台までとなります。

STARLINKが使用しているKu帯の周波数は、一般的に衛星放送と同様に、雨天時は降雨減衰の影響を受け、パフォーマンスが低減します。

5GHzの一部の帯域を使用した通信機器を屋外で使用する場合、事前に許可を得ていない場合は電波法違反になります。スターリンクアプリから屋外モードに設定することで、5GHz帯の電波を別の周波数に変更できるのですが、この状態でもまだ電波法に抵触する周波数帯の電波を出してしまうようです。そのため実際にはこの屋外モードへの切り替えだけでは不十分でサポートから5GHzの電波停止を依頼する必要があります。

海外では良くても、日本では技適NGって事もある
インフルエンサーが動画で庭や屋上で使用しているのを見ますが、電波法違反の可能性があります。
近年、法律がよく変わっていますので注意が必要ですね。

■楽天モバイル
もうひとつの地球低軌道(LEO)衛星
AST SpaceMobileについて
三大キャリアはスターリンクですが、楽天とGoogle・米AT&T・Bell・vodafoneなどが出資する米ASTスペースモバイルもある。
AST SpaceMobileは地球低軌道(LEO)の衛星コンステレーションから、スマートフォンへの4G/5Gインターネットの提供を目指している。
楽天モバイルは基地局の不足(日本の面積の3割が未整備)を補いたい考えだ。

「BlueBird」の「Block 1」5機打ち上げ予定を延期
米AST SpaceMobileは米国時間4月1日、決算発表の場で最初の商業衛星の打ち上げが7月以降になると発表した。
楽天モバイル、宇宙から日本全域エリア化「26年にも開始」という計画がずれ込みそう。

「Block 1」の後継となる「Block 2」を20224年12月~2025年3月に打ち上げる契約を交わしたと述べた。
Block 2は223m2のアンテナを搭載し、Block 1と比べて10倍の通信容量を提供する。
最終的には90機を打ち上げる予定。
国内での提供開始時には45機の衛星が日本向けにサービスを提供する(しかし、全機使用できるわけではないらしい)。
出力よりも数で勝負のStarlinkのDirect to Cellと違い、AST SpaceMobileは出力が大きく、宇宙からスマホと直接繋がるという。

BlueWalker 3衛星のインターネット地上基地局(ゲートウェイ)は福島にある。
今後の運用発表が楽しみでもある。AST利用の追加料金無しだと助かるね。

6Gスマホは実現するかどうか?
現在、日本が光通信技術の研究を進めており、実用化が6G通信の頃と近い

完全光通信

デバイスの内部も銅線接続ではなく、光通信で繋ぐ
デバイスとインターネットの接続も光通信にするというオールフォトニクスネットワークの研究が進んでいます。
光ルーターは天井や電柱の照明機器と融合し、光通信しながら光充電も出来るようになるとか。
機器の接続も光I/0になる。既に開発されています
量子コンピュータの大幅節電にも繋がる技術で世界が注目している。

日本製の光コンピュータが登場する


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