見出し画像

会社紹介資料の作り方

営業をするとき、協業をするとき、新しい人材を採用するとき、などなど会社として話をするときにほぼほぼ必要になってくるのが会社紹介資料です。

ここでは会社紹介資料の作り方について私のやり方ではありますがまとめて見たいと思います。

1.会社紹介資料とワクプレとの関係

このnoteはワクワクするプレゼンをしたい人に捧げるnoteなのに、なんで会社説明資料の作り方??ってツッコミを入れてくれる人がいてると思いましたので、最初にそこから話を書きたいと思います。

人の印象って何秒で決まるのか?という話はみなさん聞いたことがあると思います。

3秒? 7秒? 10秒?

いろんなご意見がありますが、共通して言えるのは最初の数秒しかないってことです。最初の数秒で悪い印象やモタついた印象を与えてしまうと、それを取り返すのにかなりの時間を必要としてしまいます。

プレゼンテーションも一緒です。

営業先の相手や、協業して欲しい相手、求職者など、聴衆が最初にみるのは目の前の資料だったりするんです。

だからこそ、会社紹介資料のカタチもワクプレを成功させるためには重要なエッセンスになると私は考えています。

では実際にどうやって作っていくのか?(考えていくのか?)について書いていきたいと思います。

画像1

2.事業部ごとの説明資料

まず最初に以下の2つの画像をご覧ください。

画像2

画像3

この資料は2つとも私がつくった、会社紹介資料です。

見た目が違うのはさておき、この2つの違いは事業部の違いです。当社ではエンジニアリング事業と美容業界の事業と2つの領域でビジネス展開をしています。

1つめの画像はJ-all事業といって、IoTデバイス(モノをインターネットにつないで色々しようっていうアレのことです)を開発する事業部です。

IoTの私のイメージがガジェット感でした。このイメージを資料でも演出する必要があったため、上下にワクワクするようなオモチャ感のある画像を配置し、文字のフォントを丸みの帯びた筑紫A丸ゴシックを選択しました。

この資料を見ながら話を聞いてもらうことで、聴衆に「なんかめっちゃ楽しそうなビジネスしてるなぁ〜」って思ってもらいたくて構成しています。

2つめの画像はフィオレンテ事業といって、百貨店やバラエティストアにメイクアップアーティストや美容部員をアウトソースする事業部用の会社紹介資料です。

美容業界のイメージが洗練された美しい女性というものでしたので、フォントをヒラギノ明朝 ProNを選択しています。

当社は社名が「株式会社システムデバイステクノロジー」です。社名からしてエンジニアっぽい名前です。ですので、話を聞く人は「エンジニアが話す」というイメージからスタートしてしまいます。それを払拭するために、このような資料を作り「あ、こっちの業界出身?」と思わせたい気持ちからこのような資料構成にしています。

このように会社紹介資料のスタートは表紙から始まっています。フォント選び、基本カラーなどを決める際は、好みもありますが、聴衆にどう感じてもらいたいかも含めて検討する必要があるということを知ってもらいたいです。

3.こんな資料もあります

SDTパンフレット_配布用

この資料はJ-all事業部の協業先(異業種)を探すときに作成した会社紹介資料です。

異業種の会社に営業をかけるという関係上、相手は時間がないことの方が普通です。そのため資料自体は4ページのみの構成で縦長の資料にしました。

また資料の中は出来るだけ読み物風にしています。これも異業種ならではですが、プレゼンの中では楽しかった雰囲気しか残らなかった場合、「結局なんやったっけ?」と思ったときに改めて読めるようにとの想いからです。

ですので、この資料の中には会社の紹介以外に、IoTって何?という入門的な内容も記載しています。

ちなみに使用したフォントはAXIS Stdです。長文が読みやすい美しいフォントなので選択しました。

4.結局のところ

会社説明資料は見えない営業マンです。私たちが営業を終えた後も、お客様先で当社を紹介し続けてくれます。

ビジネスモデルにあわせて、お客様にあわせて、時代にあわせて、見えない営業マンを着飾る必要があります。

あと、自分で考え抜いて作った資料って、めっちゃ愛着湧きますよね。だからこそ、プレゼンにも力が入り、ワクワクするプレゼンへの一歩を踏めると私は思います。

みなさんのこだわり抜いた会社説明資料、一度みせてくださいね。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?