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小さな声でも届いてる

小学生の頃からの親友がいる。
とてもおしゃれで、頭が良くて、お話を次から次へとしてくれる子。わたしのモデル好きや珈琲、写真を始めるきっかけとなった親友。

私が小学生の頃は、人と話すのは好きなのに、
学校では話すのがすごく苦手で、
話そうとすると喉の奥が詰まって声が出なかった

今はだーいぶ治ってきたけど、たまにそんな日がある。でも子どもの頃に比べると、すごくマシ。

子どもの頃は、そんな自分が嫌で生きにくくて仕方がなくて、あんまり話したくないなあとか思ってたっけ。だから、友達はいたけど、1人で閉じこもって学校に行ってたな。

そんな中、今でもとても仲の良い親友に出会ったんだ〜

その子は私と真反対で、おしゃれで、頭が良くて、誰とでもお話ができてって感じ。私とも普通に話してくれて、すごく毎日が楽しいなって思うようになった!

私は自分の声が低くて届きにくい声質で、かつ、ボリュームも少ないことを知ってる。それに、話すときに、これはダメかなとか色々考えるから、話すまでに時間がかかる。

頑張って聞こえやすいように気をつけてるけど、上手くいかないなあと落ち込む。そして、そんな私の声が届きにくいから、はじめは優しくても、だんだんイライラした口調で聞き返してくる人も多い。そして、また落ち込む。笑

わかるよ。私も多分、言ってることが聞こえないとそんな気持ちになるかもしれない。

でもね、その親友のすごいのは、どんなに話すのが詰まっても、声が小さくても、ずっと待って聴いてくれるんだ。それに、私もゆっくりだけど、話しやすくて届いてるって思ったとき、嬉しい。

そして、嫌いだった自分の話し方にも「usakoの声は優しいね!落ち着く」って初めて言ってくれて、単純だから少し嬉しくなった☺️笑

だから、私もこの子に話そうって思うし、何かあったときに思いつく存在なのだ。

その子に出会ってから、話すのが怖かったそれまでの自分を変えたい、いろんな人と話してみたい、思っていたより皆んな優しいのかもしれないと思うようになった。

それからは、緊張するけど、いろんな人に話しかけるようになれた。女子だけだけど…笑

まず、その子が、他の人たちとどんな内容の会話をしているのか、どんなリアクションをとっているのか、注目するようになった。

そして、みんなと仲が良いなと思う人たちを見つけて、観察して、自分も取り入れていった。

その子以外と遊ぶ時は、会話ノートなんていうのを作っていったりした。笑
話す内容に困ったら、これを話そうって思ったことをメモしてるノート…笑
見返したかったけど、もうどこかに行っちゃった

そんなこんなで、経験を積んで、安心できる友達が増えていって、今では誰とでも話せるようになったなあと思ってる。

当たり前に話せないことを知っているからこそ、
ありがとう、その子☺︎笑

その子とは、中学の吹部も同じで、クラスも修学旅行の班も同じで、高校では離れてしまったが、ずっとずっと昨日の放課後の話の続きのような感覚で、話せる大切な存在。

一緒にいると本当に楽しいし、いつも新しい世界を見せてくれるんだ☺️わたしが一緒にいて楽しいように、彼女もそうであってほしいなあ

今はその子は、念願の関東に就職して、すごく楽しそうにしている。距離が離れていても、きっと、ずっと永遠に私たちは大丈夫。

いつもありがとう。

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