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料理苦手な私を変えた『ムーミンママのお料理の本』

料理があまり得意でない私。
結婚して料理の基本が学べる本を買って、
とにかく何かに追われるように作っていた。
料理は、楽しいものではなくほぼ義務...

そんな中、子供も生まれて離乳食や幼児食が始まり、家族の健康を考えて栄養などちゃんとした食事を作りたいと思うようになった。色々と調べていると1週間分の献立を考えておくと心にもゆとりができ、節約にもなるという情報をよく聞いたり見たりするようになったので実践してみた。

そう、実践はした!だけど私には合わず、続かず、挫折した。
毎回献立をスマホで検索しバタバタと料理をして食卓へ出す。食べる頃にはクタクタだし、そこそこの味になることがほとんどで本当に料理をしたくないと思うことも多かった。

 そんなある日、ムーミン好きの私のアンテナにヒットした『ムーミンママのお料理の本』。こんな本があったなんて!という驚きと興奮ですぐに買いたい衝動を抑えつつ、とりあえず図書館で借りてみることにした。
 目次を見ると、ムーミンの〇〇とか、ちびのミィの〇〇パイなどキャラクターや物語と関連させた北欧の料理など様々紹介されていた。北欧も好き、ムーミンも好き、本の中には好きが詰まっていた。「あー早く作りたい!!」と試しに作ってみると家族も喜ぶ美味しい夕食が出来上がった。作る過程はワクワク、食べると美味しくて笑顔がこぼれる食卓、本当はこんなふうに食事を家族と楽しみたかったんだと気づいた。

 そして、私が行き着いた献立のたて方は、自分が食べたい料理や作ってみたい料理を1週間に1つ決めること。この挑戦は料理へのモチベーションを上げてくれ、私に合った献立のたて方だと証明してくれた。翌週は、作りたいワクワクするメニューが2つに増えていた。

 料理苦手な私を料理好きに変えてくれたのは、楽しく作り、美味しく食べる、『ムーミンママのお料理の本』という素敵な本との出会いだった。自分の好きなことは、どんな時も大切にしたい、大切にすることで自分が救われる、そういう体験ができたように感じた。


“ 好き ”の気持ちは大事!!

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