熱いカレー、冷たいカレー。

今日も今日とてがんばって生きてた。朝から、カメラの検品中、センサーに白い点。あー、これは代替案内かなー、めんどくさいなー。なんて思って、先輩にこれホットぴくせるですかねって聞いて、先輩唸ってわからず、マネージャーに尋ね。そのあとも、先輩は粘ってくれたがわからず、痺れを切らしたマネージャーが笑ってない笑顔で説明。カメラってまじでわかんないし、メーカーで使い方も、機能もその機能の場所も違うし、困る。勉強すれどもわからない。こんなにたくさん昨日作ってどうするんだ。もっとシンプルにしてください。それか起こりうるすべての不具合の説明、直し方を公開してください。

そんなことよりも、今日の晩ごはんは昨日のお昼に作ったカレー。
前に、穂村弘さんの「君がいない夜のごはん」を読んだ時、気になるカレーの食べ方があった。冷たいカレーに温かいごはん、もしくはその逆。そんな発想は生まれてこの方本当になかった。カレーもごはんも温かいもの、温めて食べるものだと信じて疑わなかった。本当に衝撃すぎて、その本に書かれてあるカレーはなんだか知らない食べ物だった。そして、小さい頃から食べていたカレーがなんだか全然ちがうものに思えてきた。
その衝撃をそのままに友人に話したら、まさかの彼も穂村弘さんと同じだった。また、衝撃だった。まさかこんな近くに自分が衝撃を受けた食べ方をする人が10年近くもいたなんて。ダブルで衝撃だ。彼曰く、どっちも熱いと口の中が熱すぎてカレーの味がわからない、とのこと。本の中もそんなこと書いてあった気がする。(もうだいぶ前で内容はちょっと、、、。)そんなにいうなら、今度カレー作ることがあったら二つの方法を試そうと決意、温かいカレーに冷たいごはんか、冷たいカレーに温かいごはん。
そしてその日はついに昨日やってきた。運がいいことに冷たいご飯は冷蔵庫の中に。作りたての熱々カレーと冷たいごはん。確かに口の中が熱くなりすぎず、ほふほふしなくてよかった。冷たいごはんが丁度よくカレーを冷ましてくれいい感じだった。冷たいごはんのためにご飯の一つ一つの粒をしっかり感じられた。ちょっと不思議な食感だった。でも、二人が言ってることは本当だった。丁度いい。
そして、今日は昨日の残りの冷たいカレーがある。ご飯は温めれば、二つ目の食べ方ができる。これも、昨日と同じように丁度いい温度感でカレーの味をしっかり味わえた。口の中も火傷なし。ちなみに、私は冷たいカレーと温かいご飯の組み合わせが好きだった。なぜなら、白ごはんが柔らかいから。やっぱり白米は柔らかいという価値観で育ってきたから、柔らかいごはんの方が美味しく感じられた。むしろ、昨日のちょっと硬いごはんの方がカレーが冷たいという状況よりも異常だった。
やっぱり、白いご飯は温かくて湯気が出てる方がいいんだ。カレーの食べ方のはずだったのに、白米について語ってしまった。
ちなみに、この方法がルー系の食べ物なら全てに適応できるらしい。彼が言ってた。本の中でも言ってたかも。ならば、また別のルー系のご飯で試してみよう。

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