見出し画像

2月第3週 今週のおすすめ「本の話」 5選

今週は、上橋菜穂子さん7年ぶりの新刊小説『香君』についての発表がありました。また、いよいよ2月21日発売される天祢涼さん『陽だまりに至る病』では、一足先に、書店員さんから熱い感想が届きました。

文春文庫からは簑輪諒さん『千里の向こう』文庫版書き下ろし附録を公開、ほかにも馳星周さん、長浦京さんインタビューをお届けします!

◇ ◇ ◇

★<予約開始>上橋菜穂子、7年ぶりの新たな物語となる最新作小説『香君』上下巻を3月24日に発売

NHKでドラマ化された『精霊の守り人』をはじめとする「守り人」シリーズ、第12回「本屋大賞」を受賞して、今年映画化された『鹿の王』、そして『獣の奏者』などの作品で知られ、2014年に国際アンデルセン賞作家賞を受賞した上橋菜穂子さんが、長編としては『鹿の王 水底の橋』から3年ぶり、新たな世界を描いた物語としては『鹿の王』以来、7年ぶりとなる新刊小説『香君』を刊行いたします。


★2月21日発売の天祢涼『陽だまりに至る病』は、コロナ禍の闇に迫る切ない社会派ミステリー!

希望が死んだ夜に』『あの子の殺人計画』に続く、〈仲田・真壁〉刑事コンビの第3弾『陽だまりに至る病』は、コロナ禍で起こった殺人事件をめぐる社会派ミステリー。一足先に、書店員さんから熱い感想が届きました!


★【文庫版書き下ろし附録】
「千里の向こう」拾遺 中岡慎太郎こぼれ話

簑輪諒さんの『千里の向こう』は、近江屋事件で、坂本龍馬とともに暗殺された土佐藩の中岡慎太郎が主人公。庄屋の家に生まれたいごっそう(頑固者)が謀略うずまく幕末を駆け抜けた、稀代の傑物の一代記です。

今回は文庫版書き下ろし附録「中岡慎太郎こぼれ話」を公開します。


★ステイゴールド愛から生まれた奇跡のサラブレッド物語――『黄金旅程』(馳星周)

馳星周さんの新刊『黄金旅程』について語っていただきました。

タイトルは、競走馬・ステイゴールドの中国名。気性が荒く、レースで2着、3着を重ねたものの、引退レースとなった国際G1香港ヴァーズでは、劇的な逆転勝利を遂げ、今なおファンから愛され続けている名馬です。


★祝! 現役復帰。 大迫傑に感じたロマンから生まれた、ノンストップ・サスペンス――『アキレウスの背中』

長浦京さんの最新作『アキレウスの背中』のカバーを飾るのは、2021年夏の東京五輪マラソンで6位入賞を果たし日本中を熱狂させ、このほど現役復帰を表明したランナー大迫傑選手です。このカバー製作の舞台裏や、著者の持ち味である壮大なサスペンスと、マラソン界への刺激的な提言を融合させた新作について話を伺いました。

◇ ◇ ◇


☆おしらせ☆《読んで楽しむ、つながる》小説好きのためのコミュニティ! 「WEB別冊文藝春秋」がスタートしました。

連載中の作品は第1回からすべてお読み頂けるほか、WEBオリジナルコンテンツもお楽しみいただけます。

また、「読む人と書く人がつながる場所」であることを大切に、毎月人気作家のオンラインイベントを開催します!

「WEB別冊文藝春秋」はこちらからどうぞ!


◇ ◇ ◇

 本の話では「読者と作家を結ぶリボンのようなウェブメディア」として、書籍にまつわる記事を配信しています。

 こちらもお楽しみ下さい!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?