見出し画像

カングージャンボリーで本は売れない

冬花舎特別編?ということで、2023年10月某日、山中湖畔で行われた「カングージャンボリー2023」フリーマーケットに参加してきました!

いやー、

あめ。

見事な雨天。
タープを立てたらもう泥だらけ。
でもカングーだらけの会場にやたらテンションは高い。お気に入りの野鳥の会長靴を履けばへっちゃらです。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

とりあえず、(ほぼ)カングー乗りしかいないという特殊な客層に、「何を売るか」というのは出店する際に悩みました。
カングーデザインのグッズとか、カングー関連の本ならいけそうだ、毎年そんな感じだし(私、フリマは初めてだけどカングージャンボリーへの参加自体は5回目)、と安易に考えていたら、事務局からお達しが。
「カングーの商標権に抵触するものは売っちゃダメよ♡」
・・・そうなの?
作戦立て直し。

本。エンスー系ならいけそうだ。クラシックミニとか。その他諸々。あとは子連れが多いよね、絵本いけるかも。
でも本だけじゃだめだよね。
良い意味でこだわりの強い人が多いハズ。これだけ優秀、高性能な国産車があるなか、敢えて隙だらけなフランス車を選ぶ変わり者・・・(誉めてます)

そして自分の家を見渡す。
押し入れのなかにたくさんの陶器があるのを思い出す。
あ、いいかも。大昔に喫茶店やってたときに使ってた。窯元まで行って買ったんだよね。手作りで同じものはない。ビアグラスを中心に多数色とりどり。
よし、今回はこれで。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
というわけで、雨のなか店を広げる。カングー+3メートル×3メートルの面積をもらえるので割と余裕あり。後ろを開けたカングーがかなりの収納力があるため、悪天候のなか荷物を調整しながら出せるのはかなりのメリット。
とりあえず本は止めて陶器を出す。

早速初老のご夫婦反応。
「なんでこんなに安いの?」
「・・・中古なので・・・」
正直なワタシ。
似てても1個ずつ表情が違うのでよーく眺められる。
「これとこれください」 
やったー、初売上!

その後も順調に売れる。やっぱり会話があるのがうれしい。
一緒にいった子どもは勝手に他のブースをうろうろし、いつの間にか仮面ライダーベルトを着けている。

このイベント、フリーマーケットだけで200ブースあるので、本当にうろうろしてるだけで楽しい。隣の方はレコードかけながら観葉植物売ってたし、手作り品もあればレトロ雑貨もある。濃い。

午後は晴れて来たので徐々に本を出す。

雰囲気よし。でも本は売れない。ほんとは百円均一のケースを出したかったけど、ぬかるみがすごいので止めました。

結果、陶器は九割がた売れて本は全く売れず。でもいいのだ、楽しかったから。

来年もやるぞ!と心に決めて、すっかり晴れた会場を後にしました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?