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加配の先生、毎年変わるべきなのか?

子ども達が幼稚園時代、加配の先生に慣れ親しむ中で『先生、来年もお願いします!』と思っていたのは、親である私の方だったかもしれません。しかし『加配の先生は、毎年変わった方がいい』と、言われ続けてきました。言われるがままに気持ちを置き去りにしてきたし、もうずいぶん昔のことだから、当時のことなど忘れていました。

しかし、オランダで子育てをする三島菜央さんの記事を見て、子ども達が幼い頃、私の感じていた疑問を思い出したんです。

あくまで、私の戯言として話し半分で聞いてください。

加配の先生が、毎年変わる

発達障害を抱える私の子ども達が幼稚園のころ、それぞれに毎年、加配の先生がついてくれていました。加配の先生とは主に、障害児保育を行う幼稚園・保育園で障害を持つ子のサポートをしてくれる先生のことです。

加配の先生は、毎年変わります。発達障害とともに不安を抱えがちな子ども達が慣れ親しんだ先生なので、私としても『来年もお願いします!』と言う気持ちになっていたんですよ。

障害の有無に関わらず、幼い子どもたちにとっては進級してクラスがかわることは大変なことです。朝の送迎で親と離れることが難しい子もいるくらいなので。

先生に聞いたことがあります。『加配の先生は同じではダメなんですか?』と。しかし、当時、どの先生方も口を揃えて言うのは『環境を変えないと、子どもの成長に繋がらないんです』と。

『本当かなあ』と思いつつも、私は専門職じゃないから『そうなんだ』と、自分を納得させていました。

オランダの学校の記事を読んで思ったこと

子ども達も大きくなり、保育や教育、放課後デイの中で、日々環境が変わっていくことが当然となり加配の先生のことなど忘れていました。

ただ、三島さんの記事を読んで、色々思い出したんですよね。三島さんは、記事の中で加配の先生の話など一切されていません。ただ、私が一方的に思い出したんです。思い出すきっかけになった一文が以下です。(三島さんの記事より)

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