天知る地知る我知る

7月25日の天声人語に

舞台は、東京にある米軍横田基地2010年から12年にかけて、ここで有機フッ素化合物(PFAS)を含む泡消火剤が3回漏れ出した。 分解されにくく、健康への影響が懸念されている化学物質だ。なのに発生から10年以上もたって、ようやく事実が公表されたさらに驚くことに、防衛省は、19年には米側漏出から報告を受けていたのだという。

地下水にも関わる問題であり、生活者のいのちに直結するのであるから大問題だと思う。


防衛省はアメリカとの交渉、担当者の引き継ぎで時間がかかったと述べているが…はたしてそれだけだろうか…住民と基地問題があるから隠したいがあったのだろうと考えてしまう。


さて、人間は後ろめたい気持ちを持つことが多いし、隠したいという事実はある。

ただ大概は隠しきれないものであり、ミスしないがベストだが、明確に謝罪する方がよいと考える。


隠し事をしない不正をしないが良いのだが…なかなか出来ない。仏教教団でも戒律は、随犯随制という犯罪に合わせて戒律を制定している。

布施を頂いていきる。生産性がない集団だから、人の見本となる必要があり、よりよくいきるモデルとなる必要があったが…できていない人が多かったのであろう。

その上で新月と満月の日に、僧院のメンバーに律に違えた場合、公表し反省する機会をもうけている。一人のミスが僧団のミスとされ、布施に直結する。

自ら反省するには、自ら告白するが必要なのであろう。

隠蔽や不正を防ぐのに良いのは、本当は法律?かというとおそらくは違う。より良き生き方のモデルケースに我々がなれているか?が大切であり、今だけ私だけの視点から離れられるかになる。

後漢の王密の言葉

「天知る地知る我知る人知る」は不正への言葉であるが…自分への戒めでもある。

ここで書いたことができているか?と言われると…
カミさんに知られると笑われる人生と言える…

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