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まん延

4月15日の読売新聞の編集手帳ではまん延防止措置に関して、飲食店の店員が躊躇なく「お静かに」と言える雰囲気をと述べている。

まん延防止も緊急事態宣言も効果があるのか?必要なのか?という議論がある。

実際、変異株の感染力はバカにならない。しかし、本来、リスクは今までの報道や科学的見地は示されてはいる。ウイルスの全体像は1年前の緊急事態宣言とは違って、頭では皆、なるパターンはわかっている。ということは他者に規定されなければ、ならない状態ではないのでは?と考えてしまう。

一方で、オリンピックが行われるべきかはかなり難しい。延期という選択を求める意見もあるが、オリンピック選手の年齢的ピークを考えれば、中止か開催という形しかないかな?と個人的には思う。

この時大事なのは、だれのため、何のためのオリンピックか?という考えであろう。自己の権利や利益も関わるから判断をする政治家だって執着から離れがたい。しかし、何が優先順位の1番か?を考えなければならないと思う。

ブッダは言う

すでに得たものと、これから得られるはずのものとーこの二つは塵ほこりであり、病であると知って、心を安定統一した智者は、それを捨てよ(ウダーナヴァルガ27-10)


我々の生活も政治家の判断も、我見、我権をすて汚れなき目でみることが求められている。

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