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頂く

ごく時々だが、著書や冊子を頂くことがある。

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とある書店のブックフェアで配られた冊子。一文寄せたので頂けた…私はいささか固めな本を紹介。佐々木閑先生の『日々是修行』を紹介しました。

私にとって、仏教のあり方を凝縮して示してくれている本ですもあります。

本来の仏教の在り方を誤解なく理解してもらうこと、日常生活の中で仏教的思考で生きていくことで苦しみを減らすことが可能になるのが紹介の主目的です。それと共に、仏教というと宗教の一種ということで「信」を信仰と捉えがちですが、この本では「信」を信用や信頼としっかり説明してくれています。そこも現代を生きる人々に理解もらいたいとも思っていました。

他の方は、私とは異なる視点で、さまざまな本を紹介されていておもしろい。

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取材を受けた地域寺院の冊子もいただきました。

こちらも取材を受けての冊子。かなり突っ込まれて、考えながら答えましたが、出来上がると恥ずかしい(笑)。

ここまでは、自分も絡んだから頂けたもの

以下は企画協力された小谷先生から

漫画もよいのですが、一巻の最後にある小谷先生へのインタビューが最高です。ぜひ読んでください。

小谷先生のご著書は、かなり買っていて読んでいますが…本書のもとになった。

本書はその中でも俊逸な一冊です。ご自身の喪失から現在へ至る過程。さまざまな方々の没イチ後の人生のあり方、その時先生の感情も触れられてはいますが、それだけではありません。第三章の没イチを生きる知恵では、もし残されたらを考えるためデーターであり、第四章は処方箋、第五章はなってしまった人が行わねばならないことを教えてくれています。

少子高齢社会を生きるわれわれにとって、本書はものすごく大切なことを教えてくれています。

ちなみに本書以前にぼくが好きだった本は、『こんな風に逝きたい』です。

本書もそうですが、データだけでは、訴えてこない。先生はホスピスボランティアをされながら本書を書かれています。自分はこう考えているという当事者感覚、生活者感覚が読者を引き込んでいくのだと思います。

『没イチ』では、当事者になります。その後、人生を考え直し、今会社を辞め、東南アジアで現地の方を貧困支援をなさっている。死を見つめることは、生を見つめることであることをその人生で示してくれています。



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