福が来る「来福」

茨城県筑西にある酒蔵、
来福酒造の「来福」を一献。
フレッシュでいながら濃い、
五百万石の芳醇な米の味が
喉を越し体の中を通り抜ける。

「福や来む 笑う上戸の 門の松」
この俳句に由来する酒は
まさに福が来るような旨さ。
享保元年(1716年)に創業、
三百年以上の酒造り伝統の逸品。

幻の酒米「愛山」を用いた
純米大吟醸「愛山」は
芳醇でフルーティな吟醸香と
ほんのりとした甘さと旨味。
来福酒造が誇る銘酒である。

他にも山田錦の母となる
希少な酒米を用いた「山田穂」、
愛山の前世代の超希少米、
「愛船二O六号」や地元酒米の
「常緑」や「ふくまる」もある。

どれもこれも福が来そうな、
素晴らしい純米酒ばかり。
酒蔵見学もできるというので
今度茨城の筑西に行ったら、
来福酒造に立ち寄ってみたい。