西洋からくり人形

オートマタは
12世紀から19世紀まで
ヨーロッパで作られた
自動機械人形のこと。
西洋からくり人形、
そういってもいいものだ。

自動演奏するオルゴールや
自動で鐘を突く時計など、
動力がゼンマイバネによる
様々な自動機械が発明され、
鐘を突く自動人形が登場、
自動機械人形が人気となる。

ピエール・ジャケ・ドローの
「オルガンを演奏する人形」、
エルネスト・ドゥカンの
「シャボン玉を吹く少女」、
レオポール・ランベールの
「手紙を書くピエロ」は感動的だ。

電気で動くのではなく
ゼンマイ仕掛けで動くのが、
何ともレトロでいい。
特に人形は温かみを感じ、
何ともかわいく愛おしい。
癒やされるおもちゃなのだ。