ありがとう、モリコーネさん

あのイタリア映画を観て

何度泣いたことだろう。

「ニューシネマパラダイス」。

観るたびに涙してしまう。


最初の涙はいつも同じシーンだ。

映画監督となった主人公が

子供の頃に世話になった映画技師

アルフレードの死を知ったときだ。


エンリコ・モリコーネの

美しく哀しいメロディは

僕の心を波のように揺さぶり

堪えきれずに涙があふれ出る。


モリコーネのメロディは

その後も様々なシーンで流れ

涙は止めどなく流れ落ちる。

嗚咽さえ漏れてしまうほどだ。


そのモリコーネさんが亡くなった。

91歳だから天寿を全うして

天国に召されていったのだ。

亡くなっても彼の音楽は消えない。


再び「ニューシネマ」を観たい。

モリコーネさんのメロディを聴き

思い切り泣きじゃくりたい。

ありがとう、あなたの曲は永遠です。