レイムダック・プライムミニスター

立憲民主党の枝野幸男代表が
菅義偉首相のことを
「レイムダック状態」と言った。
「役立たず」「死に体」という意味で
誠に言い得て妙であった。

「レイムダック」の元々の意味は
「足の不自由なアヒル」のこと。
18世紀ロンドン証券取引所で使われ、
19世紀中頃にアメリカの政治や
政治家に対して用いる言葉となった。

「死に体」という意味なら
日本ならば相撲用語である。
バランスが崩れた状態であり、
死に体の力士より早く手が付いても
「かばい手」になり負けにならない。

菅首相並びに政府はもはや
政治を統括できない死に体である。
菅首相は総裁選に出ない理由を
コロナ制圧に全精力を尽くすためと、
述べたが何を今頃である。

なぜもっともっと早く
コロナ退治に全力を注がなかったのか。
国民の安心安全を約束すると言いながら、
コロナにかかり入院さえできずに
死んでいった人がどのくらいいるか。


菅首相、あなたはわかっているのですか?