チョコはカカオ豆

ピエール・マルコーニの

チョコレートを食べたとき

その美味しさにぶっ飛んだ。

小さなチョコが発する香りと

甘く苦い味わいととろける食感に

頬が落ちるとはこのことかと思う。


蔵前にある仕事先のH嬢から

ダンデライオンという

チョコレートショップに

ぜひ寄ってみて欲しいと言われ

ここの板チョコを食べて驚愕。

マルコーニを超えているではないか。


店内の傍らでは2人の女性が

麻袋からカカオ豆を山のように出し

割れや欠け、発酵不十分の豆を

細かく取り除く作業をしている。

さらにこの店では特製の焙煎機で

カカオ豆を低温で長時間ロースト。


焙煎後のカカオ豆を小さく砕き、

オーガニックのキビ砂糖と

3日間もかけてミクロン単位にまで

細かく挽いてチョコを生み出すのだ。

手間と時間をかけたこだわりのチョコ

だからこそ豊かな風味がある。


豆とローストにこだわった珈琲に

このこだわりチョコをいただく。

チョコと珈琲は抜群のマリアージュ。

各々の豆を生んだ熱帯の国を思い浮かべ

大事に少しずつ口に入れて溶かす。

次はどんな国のカカオ豆を味わおうか。