金子みすゞの眼

金子みすゞの詩は
どれもこれも
少女の気持ちが
純粋に表れていて
とても綺麗で可愛い。

たくさんの歌になって
合唱曲にもなっている。
「金子みすゞの世界
〜合唱の旅」を聴いた。
西村直記が曲を付けた。

ピアノ伴奏で[凛の会]と
「杉並児童合唱団」が、
日本人が大切にした
日常のやさしい光景を
温かい眼差しで歌う。

「私と小鳥と鈴と」
♬ 鈴と、小鳥と、
それから私、
みんなちがって、
みんないい ♬

「星とたんぽぽ」
♬ 昼のお星は眼に見えぬ
つよいその根は眼に見えぬ
見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬものでもあるんだよ♬

子供だからこそわかる
本当の平等の世界。
子供だからわかる
見えないものの大切さ。
星の王子様も同様だった。