シマエナガ

もふもふ、ふわふわ、
真っ白な雪の妖精、
シマエナガちゃん。

寒い冬は暖をとるため、
羽根に空気を入れて
まん丸のからだになる。

雪の白さに同化して
冬は真っ白なからだ。
白くて丸いから可愛い。

胡麻のようなつぶらな瞳、
黒い小三角のくちばし、
素早く枝を跳び渡る。

首を傾げてみたり、
振り向いたりの動作も
愛嬌たっぷり。

ジリリ、ジリリと鳴く、
北海道にしかいない
エナガ科の野鳥。

春になる頃に巣を作り、
たくさんの子供を産み、
夏には夫婦で子育て。

育った雛は巣立っても
仲良く並んで枝に止まり、
体を寄せ合って温め合う。

十羽近くも身を寄せ合い、
そのキュートな様子は
「ひな団子」と呼ばれる。

全国各地で人気大沸騰、
「ダーウィンが来た!」で
人気ナンバーワンとなった。