コートシャロネーズ

ブルゴーニュの南、
5つの村からなる
コートシャロネーズ。
小さな村の小さな畑から
素晴らしいワインが作られる。

一番北はブーズロン。
美味しいアリゴテの生産地。
その南にシャルドネのリュリー。
メジエールの畑のものは
ピュリニーに見まがう美味しさ。

さらにその南がメルキュレイ。
名高いピノノワールの産地。
初代ブルゴーニュ大公がいた
シャトー・ド・サントネイは
由緒正しき古木のものだ。

その南はリッチでやわらかい
さくらんぼ風味満杯のジヴリ。
ドメーヌジョブロのピノは
善王アンリ4世が愛したワイン。
シャロネーズ随一の生産家だ。

最後の南の村はモンタニイ。
風光明媚な丘陵地帯は
リッチでヴォリューミーな
シャルドネが生産される。
ドメーヌベルトネは旨かった。

これらのワインは
日本で僅か3人という
ブルゴーニュ公認の
ワインインストラクター、
内池直人さんが解説してくれた。

穏やかで博識な御仁が
石澤季里さん主宰の
プティセナクル
創立20周年記念で
特別講義をしてくれた。
とても素晴らしい講義だった。