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職場が地獄から天国に

こんにちは。ホモルーデンスです。

所属団体の広報誌に連載したものを文字起こしします。全6回の第4回

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2009から2010年に、関西のとある環境系施設で働いて今した。大学卒業後10年以上フリーターだった私が初めてまともに働くことになりました。がちがちに身構えて働き始めたら、何か良からぬ雰囲気が伝わったのか、同僚女性と不和になりました。5人の小世帯に逃げ場はありません。出勤するのが辛かった。

すがる思いで「ビジネスマンのためのブレインジム」(ゲイル&ポール・デニッソン他著、石丸賢一訳、市民出版者)を手に取りました。この本には、事務作業、電話応対、同僚との関係、文書作成など、職場のタスクごとに効果が見込まれるエクササイズのリストが載っています。

毎日何かしらエクササイズをしました。さすがに人間関係は一日や二日では変わりませんが、チラシ作りなどは、一回エクササイズをするだけで激変しました。たとえばダブル・ドゥードゥルをすると、それなりにかわいらしく分かりやすいチラシが描けるようになりました。

半年が過ぎた頃、なんと、館長が事実上出勤しなくなりました。首都圏の実家で末期癌の父親を介護するためだと言って。そのあと、、同僚女性Aさんが上層部ともめて突然クビになりました。

とどめは、一番苦手な同僚女性Bさんが転職したことです。その施設は残り1年で閉館が決まっていて、私たちの仕事は期限付きでした。この先ずっと働ける教員への転職は当然です。誰も文句を言わない形で、苦手な人が自ら去ってくれました!

その後、新しい館長が赴任して再スタートを切るのですが、減った人員が補充されなかったので仕事を回すのは大変でした。それでも、人間関係がラクになったのには代えられません。毎日鼻歌交じりで出勤しました。

ブレインジムを続けて、1年でこれだけのことが起こりました。当時はまだ公式講座を受けていなかったので、本を見ながらエクササイズしました。当然動きは正確ではなかったでしょう。でも、目標がハッキリしていると変化が起こります。目標設定の大切さが分かりますね。

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