お菓子の一歩-イチゴミルク編-
江戸の昔から、風呂好きの日本人を癒やし続けてきた銭湯。昭和40年代には全国に約2万2000軒あった銭湯も、2016年には3900軒までに減少。時に「週に1軒廃業」とも言われる時代の中で、近年若者を中心に「伝統文化・地域のコミュニティ」として銭湯の魅力を発信する人が増加しています。
音楽イベントなど入浴施設の枠を超えた活動の場にも活用されています。
そんな銭湯での楽しみの一つに”風呂上がりの一杯”がありますね。ビールという人もいるかも知れませんが、中にはコーヒー牛乳やフルーツ牛乳が飲みたくなるという人もいらっしゃるのではないでしょうか。なんと、このフルーツ牛乳やイチゴ牛乳という名の商品は姿を消してしまったのだとか。確かに、某有名ハンバーグレストランも「イチゴミルク」となっていますね。
いちご牛乳の明確な発祥は分かっていませんが、日本では昭和40年代から、牛乳にイチゴのシロップを混ぜた飲み物として親しまれてきました。
また、アメリカ合衆国では、19世紀にイチゴと牛乳を混ぜた「ストロベリーミルク」という飲み物が登場しました。これが「いちご牛乳」の原型のひとつとされています。しかし、売上減少により現在は販売終了となりました。
大人からお子さままで、幅広い世代に人気の「いちご牛乳」は過去のある事件によって、規定が変わり「イチゴミルク」と呼ばれるようになったもののその優しい味わいは変わらず私たちを懐かしい気持ちにさせてくれます。
「菓子工房ポコアポコ」のスティックケーキもイチゴミルク味があります。
いちごの甘酸っぱさとミルクのまろやかさは春にぴったりの味わいですよ。