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秋桜咲く頃、チョコレートの香り

秋に見頃を迎える花のひとつに、コスモスがあります。花びらが桜に似ていることから”秋に咲く桜”となり、漢字では「秋桜」と書きます。しかし、これは昭和の歌姫、山口百恵の「秋桜」がヒットして以降のことらしいです。いわば、同曲を作詞作曲したさだまさし氏の功績とも言えるかも知れませんね。そんな「コスモス」に込められた花言葉の意味は知っていますか。

花に込められたそれぞれの思い

ピンク色のコスモスの花言葉は「乙女の純潔」。ピンクの花びらにピッタリの可愛らしい花言葉ですね。赤は「乙女の愛情」・「乙女の調和」。白色のコスモスの花言葉は「優美」「美麗」「純潔」です。黄色のコスモスの花言葉には「野生的な美しさ」「自然美」「幼い恋心」という意味があります。

色とりどりの花びらが私たちの目を楽しませてくれる

一般的のイメージとしてはピンクや赤を思い浮かべるかと思いますが、中には”チョコレートコスモス”と呼ばれる黒(濃い茶色)い花びらのものもあります。チョコレートのような甘い香りがほのかにするのだそう。ちなみに、この花言葉は「恋の終わり」「恋の思い出」「移り変わらぬ気持ち」という意味だそう。ポコアポコのお菓子も変わらぬ気持ちで作り続けたいですね。

チョコレートといえば、前回の記事(※読んでない方は下記リンク参照)

で「日本で最初にチョコレートが伝わったとされるのは何県でしょう?」というクイズを出しました。みなさんわかりましたか。(ヒント:雨:ペンギン:からすみ)正解は……長崎でした。当時、鎖国政策の下にあり、長崎の出島でのみ対外貿易が行われていました。このことから、オランダ商人からの貰い品であったと考えられています。「合町諸事書上控帳」の記録によると、遊女の貰い品目録に「しょくらあと六つ」という記載があり、このしょくらあとがチョコレートのことを指しているとの記述がされています。

(ヒント解説:雨=「内山田洋とクール・ファイブ/長崎は今日も雨だった」より。ペンギン:世界一!国内最大級のペンギンプールを有するペンギンに特化した水族館の長崎ペンギン水族館があることから。からすみ=長崎名物のボラなどの卵巣を塩漬けし、塩抜き後、天日干しで乾燥させた珍味)

「菓子工房ポコアポコ」でもチョコレートを使ったお菓子を多数販売中。
お菓子を片手にコスモス畑を散歩してみるのもいいかも知れませんね。


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