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司書的生活②

本を読むことが

幼い頃から好きだった。

ひとりっ子で、親は共働き。

鍵っ子だったので、寂しさを

本の世界で癒していたのだろう。

本が友だちだった。

漫画もアニメも友だちだった。

空想好きで、私は何処か別の家の子なんじゃないかと勝手に物語を作っていた。

図書館司書という仕事は、

とても楽しい。

力仕事。本は重いので、棚整理をしていると、

手首を痛めてしまう。

どこかの誰かが、

「司書の仕事は楽そうだ」というけれど、

司書職の人は、わかっていると思うが、

なかなか、根気のいる仕事だし、

データ重視なので、パソコンスキルも必要だ。

壁面制作やPOP作成、栞作成、

文化祭などのイベント、読み聞かせ、

生徒対応、教員対応、

予算作成、執行などなど、

一人で、何役もこなさないといけない。

一人職故、校内に相談できる人がいない。

そして、暇だと一般人に思われているようで、

暇つぶしに、話しかけられる、、

片手間で、仕事はできないのに。

データが命なので、ミスは許されない。

本の金額は、絶対に間違えられない。

本は備品なので。

でも、本のインクの匂い、手触り、

装丁の美しさ。

私のような孤独な人間には、ひとりでできる仕事はありがたい。

コミニケーション能力は、必要だけど、

ひとりで仕事をしても寂しくない人には

適したお仕事です。

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