ファンレターって、ドキドキする

生まれて初めてのファンレター

久しぶりに手紙を書きました。
手書きの手紙というものを書くのは1年半ぶりです。(元カレの誕生日に毎年書いていたというのは内緒)
で、今回は何用で手紙を書いたと言いますと、ファンレターを書いたのです。
5月にBlu-rayを購入した、とある2.5次元舞台で、推しキャラを演じておられる役者さんにドはまりしました。
地方住みなので直接観に行くことはなかなか難しいので、配信されているラジオを聴き、過去の出演CM、PVを見たり、TwitterとInstagramのお写真を見てニヤついたりしておりました。
そしてふと、ごく自然に思ったのです。
ファンレターを書きたい。
いままでバンド以外の芸能人にハマる、ファンになることはほとんどありませんでした。パッと思いつくのは山本耕史と堀北真希ぐらいですね。(二人が結婚した時の情緒はヤバかった。どこになにをぶつけたらいいのかわからない感情)
本当に久しぶりに役者さんのファンになったのです。そしてそのクソデカ感情を伝えたいと思いました。
一人でその感情を抱えることもできますが、書こうと思った理由をきちんと考えるに、二つ要素があります。一つは書き出さないと感情に押しつぶされそうになってしまったから。この理由だけなら、noteやTwitterで推し語りをすればいいのですが、もう一つの理由が決定的でした。もう一つは、「好き」や「良い」は積極的に本人に伝えたほうがいい、と思ったからです。
同人活動をしていて、ありがたいことに感想をいただくことがあります。本当にうれしくて励みになっております。そして、Twitterでよく見るのが、「同人に限らず感想は積極的に送ったほうがいい。みんな幸せになる。」というツイートです。私を含めみんな正のストロークを求めているのです。だとしたら、もう書くしかあるめぇ!と、ペンをとった次第です。

何を書いたか、どうやって書いたか。

現代っ子なのでまずは「ファンレター 書き方」で検索しました。いろんな例文やパターンがあるので参考にします。
クソデカ感情は得てしてぐっちゃぐちゃしてますので、まずは草稿を作ることで、言いたいことを整理しました。Wordで大体A4コピー用紙 1枚に収まるように下書きをしました。
何度か読んで、大丈夫そうだったので、便箋に鉛筆で書きました。私は書いた字が楔形文字と呼ばれる程の悪筆なので、ちゃんとした文章を書く時はいつも下書きをします。
便箋は自分のお気に入りの柄のものを使用しました。カニとヤドカリのビーチの便箋です。
この便箋は行間が大きく、イラストのスペースが大きめだったので、文章を書くと5枚分になりました。ちょっと多いかなと思いましたが、そもそもの文章がA4 1枚分なので、読むのがしんどい量ではないかなと思い、削りませんでした。削れる文章がなかったしね。イラストをつけようかと思ったけど、あまりに推しが尊すぎて自分の表現が追いつかなかったので今回は断念しました。本文に絵の練習をしていること、デッサン練習にポートレートを使わせていただいていること、いつか満足いく絵が描けたら見せたいということは書きました。
便箋が自分の好きなモチーフだったので、切手は相手の好きなモチーフにしたいと思いました。その役者さんがドラえもん好きだったのでドラえもんの切手を貼りました。ちょうど都合良くドラえもんの切手シートが新発売されていたので買ったのです。84円のドラえもん切手を貼り、投函しました。

手紙を書いてよかった

遂に出してしまったファンレター。経過日数を鑑みるにもう事務所に届いていることでしょう。いつ渡されるか、いつ読まれるかはわかりませんが、とにかく私はまた初めてのことをしてしまったのです。お返事があるかどうかはわかりませんが、伝えたいことを伝えることが(多分)できたということで、非常に満足しています。やってみるもんですね。新しいことをまたクリアできた!と思うことで人生の何かしらの実績が解除されたと思えて非常に気分がよかったです。
インターネットを介して感想を送ることはよくありましたが、手紙を使う、それも手書きというのは、静的でありながらとてもドキドキする体験でした。
2通目を書く時は、推しを絵で表現できるようになっているといいな。

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