それでもやっぱり悩みは消えない
見出し画像

それでもやっぱり悩みは消えない

ホームスクーリングを始めて3年経った頃、最初の2年間で経験した悩みはなくなったけれど、新しい悩みが出てきて常にどうしよう・どうしようと考えていました。


 子供にとっての1年というのはとても大きく、あっという間に成長していきます。去年は良かった事でも、今年はそれでは足りないという事があり、次はどうしたらいいか?と考えていました。


◇言葉の壁

 夫は日系アメリカ人。日本語で日常会話はできるので家では日本語で生活しています。 すると、息子の日本語会話力は日本人同様なのに、英語能力が伸びません。 ホームスクーリングをする上で、一番心配したのが英語力。

 よく言われたのが、学校に行くようになったら嫌でも英語の方が伸びるから、心配しなくていいよ!という事。 ハイスクールからは学校に行かせるつもりでいるけれど、それまでに英語力がないと苦労するのではないか… 英語を自由に操れない自分の経験を基に、息子がそうなってしまわないかすごく心配していました。

 しかしエデュケーターやホームスクーラーのお母さん達からは、日本語教育を大事にした方がいいよ。小さい頃は日本語をしっかりやった方がいい!と言われたのです。

 結果的に同じ事をいわれているのだけれど、(心配しなくても英語は伸びる!)どちらの見方に焦点を当てるのかで考え方が変わるなぁと思いました。その後は私ができるのは日本語教育・日本の事を教え伝える事だと思い、そちらに焦点を当てることで心配で焦る気持ちを落ち着かせました。

 なので、私ができない英語の読み聞かせはオーディオブックに任せたり、英語での環境を作る為に、できる限り外でのアクティビティに参加したりしていました。

 

◇日本語で学ぶ事

 私が説明する時は基本的に日本語で、使う教材等は半分日本語・半分英語。 算数などは日本語でないと説明ができません。 でも、それだと英単語が分からないし(掛け算や割り算ってなんて言うの?小数点は英語で何?)、今後息子が英語で学ぶようになった時混乱しないかどうか・・・それも気がかりでした。


◇できる事とできない事

 とてもアクティブな親だとどんどん色々な事に挑戦し、新しい環境にも怯まずにいけるかと思います。が、私は逆なタイプ。最初の一歩を踏み出すのに時間がかかるので、チャンスを逃す事も多々ありました。 

 最初の頃は車の運転もあまり自信がなく、遠出する事を躊躇していたので、楽しめそうなアクティビティを幾つも逃したことがあります。 すると他のホームスクーラーに会う機会が減るので、ますます孤独になりがちに・・・

 それでも少しずつ行動する範囲を広げていき、できる事を増やしていきました。


◇大切なのは人との繋がり

 今のままではどんどん孤独になってしまうと思い、所属していた地元のホームスクーリンググループの集まりに参加するようにしました。 それでも言葉の壁は大きく、また日本人ひいてはアジア系でホームスクーリングをしている人がかなり少なく、グループ内で仲良くできそうな人を探すのに苦労しました。

 何気ない雑談から有益な情報を得るというのは、どこの世界でも一緒。何人かが集まって会話をしてる中では、トピックはわかっても重要な細かい事が分からない。 言葉の壁は高く、なかなか会話の中に入っていけず、自分からグループの輪の外にいるようになりました。

 息子の為にと思い、出来る限りプレイデートができるようお母さん達と仲良くしようと思っても、思う通りにはいかず・・・ 今後どうしたらいいか?というのは常に考えていました。


 それまでの2年間はどのように勉強を教えればいいのかという事で悩んでいたけれど、その後は人との繋がりで悩むようになります。 自分だけならいいけれど、息子の為と思うとやはり苦手な事も克服していかなければならない。 常に試行錯誤していました。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
Thank you :)
バンクーバー在住。現在11歳の息子をキンダー~G4(幼稚園年長~小学校4年生)までホームスクーリングしていました。教える事に関しては全く素人の母親が息子と過ごしたホームスクーリングの体験を綴っていきます。