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Amazon

どうもこんにちはshunです。今回は私が尊敬するAmazonについて書きたいと思います。


アマゾンの理念
1974年にジェフ・ベゾスによって創業

Amazonの経営的特徴は、「顧客中心主義」「発明中心主義」「長期的視野」を掲げ事業を行っていることである。その一方従業員にはとても厳しいことで有名です。

「顧客中心主義」と言われるゆえんはある「改善」にどの程度の効果があるのかを定期的に報告するよう仕組み化していたことがありました。しかし、効果があるとわかったら、すぐさまレポートの提出はなくなりました。レポートの提出は、お客様の利益につながりませんから。Amazonの考え方は個人の気づきによってなされる「おもてなし」は属人的な行為であって不確実である。Amazonではお役の使いやすくする仕組み作りに力を入れています。

代表的なサービスはAmazonで注文してから配達時間。楽天と比べてもスピードは全然違います。翌日には届けるため、宅配業者との努力のもとに成り立ってます。

もう一つは注文履歴からあなたのオススメと紹介されるサービスは今では多くの企業が導入していますがそれを始めたのはAmazonです。

「発明中心主義」とは「発明する」という点に関しては、顧客の声を十分聞いても、何も発明しない会社は必ず失敗すると述べており、サービスを改善したり発明したりするのは顧客の仕事ではなく、会社側の仕事であるとはっきり定義しています。

「長期的視野」ここで述べたいのはAWSです。AWSは、2006年にサービスを開始しました。まだ「クラウドコンピューティング」という言葉が世に出る前のことです。今でこそクラウドコンピューターサービスが普及し、マイクロソフト、グーグル、などが参入している。

10年以上かけてここまでのサービスができた。最初はクラウドサービスは採算が合わない。多くの投資を必要とすると思われており最初のほうは赤字を垂れ流していた。しかし今となってはAmazonのポートフォリオの中で高利益率をたたき出している。


マイクロソフトとアマゾンで50%以上のシェアを獲得している。シェアの三割を獲得している。アマゾンとマイクロソフトは利益が出ているが、アリババとグーグルはどうだろうか?

成長性は高いが、赤字の額は年々増えている状況です。その状況からも早くからAWSに投資してしっかりとシェアを獲得したAmazonのすごさがわかる。短期的には大赤字を出していたが長期的にはすごく成功していることが証明になります。

AWSの誕生秘話


アマゾンは当時資本金が少なかった。高価なSunのサーバー群を抱える自前データセンターが費用を圧迫させていた。
そこでジェフベゾスはIT企業の標準だったSunのサーバーをやめHPのLinuxサーバへと置き換えるように指示を出した。
以降は無事成功し80%のコスト削減を実現した。
Linuxへの移行により無限拡張可能なインフラを手に入れ、年末に跳ね上がるトラフィックを乗り切れるようになった。
「46週間分余ったサーバー能力がある。これを他社に貸し出そう」と思いつきAWSの基礎的な考えができた。


アマゾンの事業


次に2017年から2020年にかけてうろ上げの構成比の変化

アマゾンは大きく分けて6つのセグメントに分けることができる。

直販EC事業

実店舗事業(ホールフーズ)

マーケットプレイス事業

サブスクリプション事業

AWS事業

その他の事業

全体の売上高は2017年から2020年にかけて2.17倍に成長している。

マーケットプレイス事業はサードパーティー事業ともいわれる事業だがその事業んぼ成長が著しい。2017年から2020年にかけて13倍と成長している事業である。

サードパーティー事業とはどのようなものだろうか?

サードパーティーとは第三者企業といわれ今回は提携している企業の製品を自社の工場に配送しそこから配達する事業でその事業は成長を続けている。

手数料、関連するフルフィルメントおよび配送料、およびその他サードパーティの販売者サービスのことである。

次に注目すべき事業はAWS事業だろう。

ここ数年成長著しく2.5倍の成長を遂げている。

着目すべき点は圧倒的なシェアを獲得しており、高利益率の点だろう。

アマゾンの利益率は3~6%だがAWS事業は30%前後の利益率をたたき出していいる。

Amazon Web Servicesとは、Amazon.comにより提供されているクラウドコンピューティングサービスである。ウェブサービスと称しているが、ウェブサービスに限らない多種多様なインフラストラクチャーサービスを提供している。

つまりこれまではIT事業で企業に必要な投資が低価格で使用することができるようになった。

AWSやマイクロソフトのAzureは黒字だがほかの事業者は成長はしているが大赤字を計上している。

「Subscription services」は、『Amazon Prime』会員の年会費と月額料金、オーディオブック、デジタルビデオ、デジタル音楽、電子書籍、その他AWS以外のサブスクサービスのことである。

のこりはアマゾンのメイン事業であるEC事業は毎年20%の成長を続けている。

今後のアマゾン


先日アマゾンの創業者であるジェフベゾスがCEOを退任した。
カリスマ経営者の退任によりアマゾンの未来は暗いのか?
私はそんなことはないと考えます。
ジェフベゾスの後を継いだのはAWS事業の立ち上げ者のアンディー・ジェシーが引き継ぐ。
今以上にクラウド事業は盛り上がっていくだろう。
またアマゾンはGAFAの中でも極めて低い利益率である。IT企業は一般的に高利益率になりやすい。アマゾンは利益が出ていないのはなぜだろうか?アマゾンはキャッシュフローを重要視しており、利益を再投資に回し長期的な利益を生み出そうとしている。中でも代表的な例がAWS事業だろう。今後とも低利益率のままでも高い成長を見せるだろう。


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