G検定は1日漬けでもググり倒したら受かったよ記

2023年11月のディープラーニングG検定をほぼ1日漬け(2日前深夜より勉強開始)で受けてきました。
クソほど付け焼き刃でしたが、カンニングし放題の試験ゆえ、ググりにググったら多分なんとかなったので、何やったかをメモします。ほぼ日記。
合否は追記しますが落ちてたら反面教師にしてください。受かってたら面教師(めんきょうし)にしてください。

(23/11/27 追記)
受かってました ペッ甘ちゃんが


1.みんな結論しか興味ないよね

・モニターを用意して、試験画面のほかにネットで拾ったカンペGoogleを表示しておき、試験中ひたすら調べたらだいたい答え出た
・問題数が191問とかなり少なく、ラッキーだった
これ1冊でいいらしい参考書を買い、最終的に2周した。結果的にこれ1冊でよかった
・参考書中の分量の少なさの割には、本番は制度系の問題の割合が体感多めだった
・ネットに無料で落ちてた模試模試問題集はとても参考になったし、普通に類題が結構出た
・勉強開始は試験の約40時間前、実質的な勉強時間は約20時間だった

2.おまえ誰だよ

・JTC勤めの20代男性。セルを結合して中央揃えするなど活動は多岐に亘る
・会社も仕事も非情報系。大学は一応理系だけど非情報系の学部卒
・AIや深層学習に関する事前知識は「えっちな絵が作れるやつ」程度
・応用情報などいくつかの資格試験を半日前~2日前からの詰め込み、もとい過集中でギリギリ乗り越えてきている

3.勉強開始から試験まで

☆試験2日前

・22時頃に、あらかじめ買って放置していた参考書を開き、まず試験の形式や概要を確認。自宅受験なのとカンニングし放題なのは元々知っていたが、平均して2時間で220問前後とスピード勝負であることを理解

・参考書全9章のうち、1章(AIの歴史ざっくり)と2章(数学的基礎)を3時間かけてダラダラ読む。
1章から知らん単語のオンパレードで目が泳ぐ。2章は理系なら簡単。
このペースならまあどうにかなるかと思い(は?)、25時頃就寝

・ところで、参考書を選んだ決め手は「これ1冊でいい」の謳い文句。極力金をかけたくないのでいつもこれ系の参考書しか買わない。
この参考書は誤字脱字、表記ゆれ、明らかな脱文、図解の少なさなど正直お粗末な作りで勉強中は不安にさせられたが、結論から言うと内容は必要十分に近かった。
公式テキスト・問題集で勉強するのが鉄板らしいが、時間がない人や1冊で済ませたい人にはオススメ。

☆試験1日前(※有給を取った)

・10時に起きたが全ッ然やる気が出ず、14時頃に漸く続きを開く。

3~7章(技術的な話)が難解かつ、ほぼ自力復元が不可能な英字略称の嵐であり、暗記を諦め、カンニング前提で「何のジャンルの単語か」の紐づけのみを爆速で行うことに注力した。
(「SSD」は「物体検出」系、「VGG」は「画像分類」系、みたいな感じ)

・8~9章(制度的な話)は比較的読みやすかった。22時頃に1週目を読み終える。

・この間、並行してネットで情報収集し、色々なカンニング方法があることを理解。結論、Googleとこのカンペと参考書の3枚体制で行くことにした。

・先人のカンペはいくつかネットに転がっていたが、この方のカンペは最終更新が比較的新しく(22年11月)、字数が多かったので採用。
ただ、あくまで作者自身のためのメモ書きゆえ、公式テキストや公文書と異なると思われる表現が多く、検索性は完璧ではなかった。
あと純粋に1年分情報が古い。時間がある人はこれをベースに自分用に書き換えるのがよさそう。

・文明の利器である†ChatGPT3.5†を使うことも検討したが、単語検索レベルでは無駄に出力が遅いし、要らん情報をつらつら吐くので、1問30秒の世界のスピードについて来れないと判断。
ちなみにネットでは問題文を自動でOCR分析して(※本番の問題文はコピー不可)自動でChatGPTに放り込むコードを書いているガチ勢がいたが、そんな人は元から受かるだろという感想。

・ところで、16時頃から、金曜受験の人たちの感想がTwitter(元X)に流れ始めていた。(2023年11月の試験は金曜受験と土曜受験を選べた。おそらくさすがに問題は別。)
問題のリークを期待して何度か見に行ったが、「難化」「参考書や模試の内容がぜんぜん出ない」という精神に悪い情報ばかり流れてきてマジで何もいいことはなかった。ちなみに本番に参考書や模試の内容は普通に出ていた。(金曜試験だけムズかった可能性はある)

・22時頃からこの模試の220問の方を全力カンニング体制で解く。
参考書1周しかしてないため自力で解けそうなのは3割程度であり、少しでも分からなそうな問題は以下のように対処した。
①メインモニターの問題文を脳内にインプットするのと同時並行で、問題文中のキーワード(英字略称を入れればほぼ間違いない)を機械的にカンペ内検索欄(Ctrl+F)に打ち込む。(今更だがブラインドタッチが求められる)
②検索結果の周辺文と選択肢とを見比べ、単語レベルでよいので、似つかわしいものを探す。体感7割ぐらいはあるのでそれを選ぶ。
③残り3割の場合、検索欄を全選択からのコピペしてGoogle先生でも検索し、上位ヒットの説明文から答えを類推する。
④それでもダメなら、時間と相談しつつ上位ヒットのサイトの中身を読みに行ったり、参考書の索引から探しに行ったりする。

・このカスみてえな戦法で100分ぐらいで8割以上取れちゃったのでこれでよくね?となる

・間違えた問題を再確認したところ判断をミスっただけで判断材料はほぼカンペにあったことを確認。しかし……

・25時頃からこの模試の100問の方(新シラバス追加分)を解いたところ、50分で7割以下の正答率。カンペは新シラバスにはあまり対応できていない

・参考書の方はある程度カバーしていそうだったので、「何がカンペには書いておらず、参考書をカンニングすべき項目か」だけなんとなく覚える。(時間がある人はカンペに追記するべき)

・27時頃から参考書2周目を爆速斜め読み。覚え直すのではなく「どの単語がどのジャンルのやつか」だけを再確認するイメージ。

・29時頃、限界になったので寝る。個人的に一夜漬け時は完徹よりは少しでも寝たほうがいい派。

☆試験当日

・9時に起き、眠すぎるのでTwitter(元X)に呪詛を吐く。

・昨日の模試300問の解答を正解した問題含めて爆速斜め読み。

・仕上げのつもりで問題集を解いてみる。ムズくて焦る。結論から言うとこの問題集は1問で4~5問分ぐらいの知識を問うていてだいぶ難しい。ので別に解けなくてもいい。が、解説の図解がとても分かりやすく、特に問12の解説は頻出分野をスライド2ページでまとめているのでとてもよい。ここだけ本番で3回ぐらいカンニングした。

・12時ぐらいから自宅受験の環境を整える。受験ページから試験のチュートリアルを確認したり、ストローで飲めてこぼさない飲み物を用意したり(超大事)、カンペ環境を整えたり。

・なお、模試300問を解いた後の自分の正誤情報が残った状態の画面を誤って消してしまいめちゃくちゃ後悔した。本番で何が役立つか分からんので絶対に消さない方がいい。

・試験開始10分前に、受験ページから試験の問題数が分かる。191問とクッソ少なくてガッツポーズ。220問と191問では流石に時間の余裕が違いすぎる。

・試験始まったら体感30分ぐらいで2時間経ってた

4.完走した感想

・チカレタ

・合格率7割の資格の割にはしっかりキツかった

・ところでAIに対する認識は「えっちな絵が作れるやつ」のまま

むしろ受かってたらごめんなさいな感じ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?