笑い声であふれる州　＜Laugh Tracker＞

世界各地の広告やプロモーションから、不定期で「いいな！」と思うものをピックアップしています。

旅行先を選ぶ時、口コミサイトやレビューの星の数で決めることが増えてきたけれども、実際行ってみたらハズレだった…っていうことはないだろうか。自分1人だったらまだしも、家族、特に子供にとって何が楽しいか、なんて行ったことも無いところのことを知ることなんて難しいと思う。「楽しさ」って何で測ればいいんだろう。

そんな家族連れのために、アメリカ・テネシー州の観光局は、子供達につけられるバッジ型のデバイスを開発。その名も、”Laugh Tracker”。「笑い」を「追いかける」というその名の通り、テネシー州を訪れた子供達の笑い声の大きさと位置データを紐づけて分析することで、子供達にとって楽しい場所を可視化する取り組みだ。

データを使うアイデアだとすごく難しい、というイメージがずっとあったけれども、このアイデア自体はとてもシンプル。「笑い声が大きい＝楽しい」は確かにそうだよね、と納得してしまった。
また、地図上では4~6歳、7~9歳、10~12歳など、子供の年齢によって、笑い声の大きかったところの分布図が分けられているところも、ありがたい機能。これでいつか州全体が笑い声でいっぱいになると思うと、夢があっていいなあ。

参照元：https://www.vmlyr.com/work/laugh-tracker