『マトリックス』続編が12月公開―久しぶりにゾクゾク・ワクワクする

子供の頃から、僕はちょっと空想しがちというか、時々「この世界はニセモノで、誰かが他の世界で自分を見ていて、管理しているんじゃないか」と思うことがありました。

大人になるにつれ、そんなことはだんだん感じなくなってきた(というか日々色々考えることがあって空想する時間が減ってきた)んですが、そんなある日『マトリックス』が公開され、僕は衝撃を受けました。

自分と同じことを考えてる人がいた!と。

映像技術やアクションにももちろん驚きましたが、そもそも自分がなんとなく空想していたことが映像となって目の前で最高の演出をもって展開されたのが衝撃でした。

もちろん3作見ましたが、実は2を映画館で見て少々がっかりしたのを覚えています。

次はどんな展開になるのか興奮で鼻息を荒くして映画館に入ったのですが、2はマトリックスの「外」の世界が中心に描かれていて、最終的に「肉弾戦」といった印象でした。

マトリックスの「中」で、物理法則を無視したアクションが展開されるのが大きな魅力のひとつだったし、1では物語の設定がどんどん明らかになっていく(この説明の演出が絶妙)のがものすごいインパクトだったので、かなり消化不良でした。

3ではマトリックスの中の世界の描写も増えて、うまくまとまった感じはありましたが、やはり衝撃的だったのは1でした。

今回の続編は1の世界に戻ったようなセリフも予告編にあり、ファンの心をくすぐる内容ですね。

もちろん単純に1に戻ったわけではないと思います。ネオの風貌も年月を感じさせますし(ジョン・ウィックそのままという声もありますが)。トリニティと思しき人物との絡みも楽しみですね。二人とも記憶が無い様子ですが。トリニティはマトリックス内に保存されていたデータだった、とかですかね〜?

とても気になります。これを見るまでは死ねないとよくいろんな人が言いますが、このご時世だけに冗談じゃなくそう思います。

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