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デジカメとかで色々記録しておくと何年も経った後でちょっと楽しい

朝の支度をしていて、ふと古びた SDカードが目に入ったんです。

ヒビがちょっと入っていて、カードリーダーに入れるのもちょっとためらわれるくらいの1GBのやつ。

知らないメモリカードを読み込むのは良くないですが、このカードは明らかに自分がかつて使っていたものだったので、パソコンに入れてみました。

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入っていたのは、2009年の日付の画像ファイルでした。

私は1999年から2009年まで東京でバンド活動をしていたのですが、この写真たちは帰郷してすぐのものでした。

カメラは RICOH Caplio R7。いわゆるコンデジが全盛の時代に東京で買ったものです。レンズ内に大きなホコリが入ってしまって、修理するのもめんどくさくて捨ててしまった記憶があります。

今はもういない犬たちも元気に散歩しています。当時住んでいたアパートの記憶が蘇ってきます。皆既日食があったなーとか。花火が遠くに見えたなーとか。

今はこのへんに保育園ができていて、すっかり風景が変わってしまいましたが、まだ住んでいたアパートは残ってます。

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2009年って、ほんの最近みたいな気がしていたのですが、この写真を見るとめちゃくちゃ古い感じがします。車が全部古い!

こういう町並みって「あれ、前ここに何があったっけ」ってすぐ忘れてしまうのですが、いい写真じゃなくてもパシャパシャ撮っとくといいなーと思います。

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当時の写真を見ていると、「写真がめちゃくちゃ下手だな」と思ってしまいます。ほとんどピンぼけの写真で、何が撮りたかったのかさっぱりわからんものも多くありました。

まー当時はオートでしか撮ってなかったし、作品を撮るというよりも記録を撮る感じで撮っていましたからね。もちろんカメラの性能も今と比べたら雲泥の差ですし。

でも、自分のノスタルジーが乗っかっているからなのかわかりませんが、ちょっといいなという写真もありました。

スナップをたくさん撮っておくのっていいですね。十年以上経っても、こうしてささやかながら日の目を見させてあげることもできますし。カメラであまり写真を撮らない時期がけっこうあったのが悔やまれます。

スマホですごくきれいな写真を撮れるようになりましたが、また十年経つと懐かしいクオリティになっちゃうんでしょうかね。

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