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聖宮崎駿ルパン三世作品論集成 第5回「原始キリスト教とヲタク人の神々」

【カトリックアニメ信仰】

friend [frénd]
[中期英語 friend,frend,古期英語 frēond 友,恋人,親族〔もとは frēogan(⇀FREE)の現在分詞;ゴート語 frijōn「愛する」と同語源〕;ドイツ語 Freund と同語源]

『ランダムハウス英和大辞典(第2版)』 小学館

イマーゴ信仰(オマージュ信仰)が受肉した名シーン

クラリスUP
はじめてルパンの名を口にする
悲しみの中にもさわやかな解放感がある
一本送を
つっぱしるフィアット

クラリス  ルパン・・・
      きっと
      きっと
      又、あえるわ

スタジオ・ジブリ 絵コンテ全集第Ⅱ期「ルパン三世 カリオストロの城」

imago Dei 〔L.〕
神の似姿〔カトリック教会〕
〈91学術・キリスト教〉

『人文社会37万語対訳大辞典』 日外アソシエーツ

hom・mage/Fr. ᴐmaʒ/
〖フランス〗
〓オマージュ《芸術家・作家・作曲家などに捧げる敬意;その敬意を表した作品(の献呈);→ homage》.

『ジーニアス英和大辞典 用例プラス』 大修館書店

「ヲタク芸術」と「現代アート」

副題「現代アートの急先鋒」


序文 (1 1-18)
はじめに、ことばがいた。
ことばは、神のもとにいた。
ことばは、神であった。
この方は、はじめに神のもとにいた。
すべてのことは彼を介して生じた。
彼をさしおいては、なに一つ生じなかった。
彼において生じたことは、命であり、
その光は人々の光であった。
その光は闇の中にあって輝いている。
闇はこの光を阻止できなかったのである。

神のもとから遣わされて、一人の人が登場した。
その名はヨハネ。
この人は証しのため、あの光について証しするために来た。
すべての人が彼を介して信じるようになるために。
この人は光ではなく、あの光について証しするために〔の人であった〕。
〔彼の証ししようとした光が〕本物の光であった。
それは、この世の来て、すべての人を照らしている。

〔その光であることばは〕世にあり、世は彼を介してできたが、世は彼を知るにいたらなかった。
自分に属するもののところに来たが、彼に属する人々は彼を受け入れなかった。
だが、彼の名を信じる人々には、神の子供たちとなる権能を与えた。
彼らは血〔統〕からではなく、肉〔なる人〕の意志からでもなく、人の意志からでもなく、神から生れたのである。

ことばは肉〔なる人〕となって、われわれの間に幕屋を張った。
-われわれは彼の栄光を、父から〔遣わされた〕ひとり子としての栄光を観た-
〔彼は〕恵みと真理に満ちて〔いた〕。

ヨハネは彼について証しし、〔次のように〕言って叫んだのであった。
「私が『自分の後から来ようとしている人は私より優れたものとされている。私より先にいたから』
なぜなら彼の充満の中から、われわれは皆、恵みに代わる恵みまでも受けたからである。
律法はモーゼを介して与えられ、恵みと真理はイエス・キリストを介して来たからである。
神はいまだかつて誰も見たことがない。
父の胸中にいる、ひとり子なる神、この方こそが解きあかした。

岩波書店「ヨハネによる福音書」

Act 1
Thunder and lightning.Enter three Witches
First Witch
When shall we three meet again   
In thunder, lightning, or in rain?
Second Witch
When the hurlyburly's done,
When the battle's lost and won.
Third Witch
That will be ere the set of sun.
First Witch
Where the place?
Second Witch
Upon the heath.
Third Witch
There to meet with Macbeth.
Second Witch
Paddock calls.
Third Witch
Anon.
ALL
Fair is foul, and foul is fair:
Hover through the fog and filthy air.

Exeunt

Macbeth by William Shakespeare

「カウンターカルチャー」と「日本サブカルチャー」

「ヲタク芸術」が現代日本社会に於いて隆盛を極める事態が起こっている。
そしてその位置付けは「現代アート」とされている。

では「現代アート」とは一体なんであろう?

げんだいびじゅつ【現代美術】
contemporary art
⇨20世紀美術をさす場合もあるが,一般には第2次世界大戦後の美術。さらに狭く戦後の新しい動向をいうこともある。戦後美術一般ということでは,アメリカの現代美術が注目を浴び,戦前のヨーロッパ中心の美術地図が塗替えられたことが特筆される。また 1970年代になって,世界各地の美術の動向をも独自なものとして眺める機運が台頭しつつあることも注目される。新しい動向ということでは,50年代には戦前の幾何学的抽象に代って⇨抽象表現主義が脚光を浴び,60年代には,多種素材による⇨アセンブリッジ,マス・メディアを母体とした⇨ポップ・アート,視覚の反応をねらう⇨オプティカル・アート,⇨キネティック・アートなど多様な動向が一斉に出現した。 60年代は芸術と非芸術の境界を不確定にする動向の輩出で特色づけられるが,後半になって⇨ミニマル・アート,概念芸術が生れ,あらためて美術の規定が問われるにいたり,70年代以後は動向として分類しがたい状況を持続している。

『ブリタニカ国際大百科事典 電子辞書対応小項目版』 Britannica Japan Co., Ltd./ Encyclopaedia Britannica, Inc.

ここに見る定義によるだけでは「ヲタク芸術」が「現代アート」とされる理由が判明ではない。
何故ならばヲタク人とは「芸術愛のパン(イエス・キリスト)」を「倒錯対象」とするコンフィデンスマン(倒錯性の支配)であるからです。
そういう意味でヲタク芸術が「カウンターカルチャー」と名付けられる理由はあったと言える。
しかしそれはヲタク芸術が文化破壊を示し「死のカルト教団」を意味しているに過ぎない。
日本に於いて、そういったヲタク芸術の「カウンターカルチャー」は「日本サブカルチャー」として世界的に独自の発展を遂げたとされている。
しかし「カウンターカルチャー」とそのような日本独自の発展を遂げた「日本サブカルチャー」とは大きな違いがあったようです。

サブカルチャー
subculture
社会の中心となる支配的な文化に対して,その社会の内部にある集団のもつ独立した文化のことで,下位文化,部分文化ともいう。支配的文化にとって周辺的と考えられる集団の属性を実体化したもの。 1960年代後半,アメリカの少年非行研究においてサブカルチャーの概念が用いられ,その後 60年代の青年文化をさすものとして普及した。また特定の階層やエスニック・グループ(民族集団)の固有の文化に対しても広く用いられるようになった。そのうち既成の価値体系に対する否定を強め,中産階級的な生活様式を拒否し,挑戦的な態度で新たな意識改革を迫ったものはカウンターカルチャー counterculture(対抗文化)と呼ばれ,人種問題の激化,ベトナム戦争の泥沼化,大学紛争などを背景に起ったヒッピー現象がその典型である。

『ブリタニカ国際大百科事典 電子辞書対応小項目版』 Britannica Japan Co., Ltd./ Encyclopaedia Britannica, Inc.

「ヒッピー現象のイエス・キリスト」と「ヲタク人の神々」

ここで言えることはカウンターカルチャー(サブカルチャー)には2つのあり方が存在する。

  • 1つ目はカトリックカルチャーとは殉教者(確信性の確保)である。

  • 2つ目はカトリックカルチャーとは殉教者(確信性の確保)を「倒錯対象」とするコンフィデンスマン(倒錯性の支配)のことを指す。

例を挙げればヒッピー現象が有名であった。

※聖宮崎駿は「ヒッピー現象のイエス・キリスト」としてのルパン三世を創作したと言える。

だれが夢をかなえてくれる
ほのをともえさかる
私のこの愛

スタジオ・ジブリ 絵コンテ全集第Ⅱ期「ルパン三世 カリオストロの城」

ヒッピー
hippies
既存の社会秩序,体制からドロップアウトする脱社会的な思想や行動に走り,あるいはそういうものを志向する者。 1960年代後半,アメリカの若者たちの間に生れ,世界中のいわゆる先進国家に浸透していった。彼らは特異な生活様式をもち,「自然に返れ」という主張や,コミューン志向型の主張によって,近代合理主義総体への批判者でもある。語源はジャズ用語で調子を合せるという意味のヒップ hip,熱中した,魅せられたという意味のヒップド hipped,あるいは幸福なという意味のハッピー happyがくずれた言葉というように,さまざまな解釈がとられている。

『ブリタニカ国際大百科事典 電子辞書対応小項目版』 Britannica Japan Co., Ltd./ Encyclopaedia Britannica, Inc.
  • ではヒッピー現象はカトリックカルチャーの殉教者(確信性の確保)であり得るだろうか?

  • それともヒッピー現象はコンフィデンスマン(倒錯性の支配)であるか?

これは「ホワイト・マジシャン(神の恵み)」と「ブラック・マジシャン(黒ミサの儀式)」の違いで見ることができる。

魔女には「白魔女(守護聖人)」と「黒魔女(死のカルト教団)」が居たのである。

当然、「白魔女(守護聖人)」のヒッピー現象に於いてのカウンターカルチャー(サブカルチャー)はカトリックカルチャーの殉教者(確信性の確保)を守護し回復させる「ホワイト・マジック(神の恵み)」としてあり得た。
このヒッピー現象は文化社会を守護していた。

一方で「黒魔女(死のカルト教団)」のヒッピー現象に於いてのカウンターカルチャー(サブカルチャー)はカトリックカルチャーの殉教者(確信性の確保)を「倒錯対象」とするコンフィデンスマン(倒錯性の支配)としてあった。
このヒッピー現象は文化破壊を齎した。

先ほどの「カウンターカルチャー(サブカルチャー)の定義」を見るとヒッピー現象の本来の意味とはアンチカトリックに対する「ホワイト・マジック(神の恵み)」としてあったと言える。
それは文化社会の回復を意味する。

しかし日本独自に発展した「日本サブカルチャー」は「黒魔女(死のカルト教団)」のヒッピー現象でしかなかった。
「日本サブカルチャー」はカトリックカルチャーの殉教者(確信性の確保)に対する「ブラック・マジック(黒ミサの儀式)」だった。
それは文化社会を「倒錯対象」としたコンフィデンスマン(倒錯性の支配)だった。

要は「日本サブカルチャー」とは文化社会を発展守護する「白魔女(守護聖人)」ではなく文化破壊を齎し破滅に導く「黒魔女(死のカルト教団)」でしかなかった。

そういう意味で日本現代アートの急先鋒とされる「ヲタク人の神々」は文化破壊を齎し破滅に導く「黒魔女(死のカルト教団)」だった。

日本現代アートの急先鋒とは村上隆、庵野秀明、岡田斗司夫、浦沢直樹らと言われている。
他にも綺羅星のごとく「ヲタク人の神々」は存在している。
しかし彼らは「芸術愛のパン(イエス・キリスト)」を「倒錯対象」とするコンフィデンスマン(倒錯性の支配)だった。

例えば浦沢直樹は「勝鹿北星」を「倒錯対象」とするコンフィデンスマン(倒錯性の支配)を行ったと言える。
浦沢直樹は「芸術愛のパン(イエス・キリスト)」を「倒錯対象」とする敵対者(サタン崇拝者)だったのです。

サタン
Satan
ヘブライ語 Sātānに由来し「敵対する者」を表わす。旧約聖書では「敵」「仇」など人間について用いられた例も多いが,『ゼカリヤ書』(3・1~2),『ヨブ記』などユダヤ教後期の聖典では,超人間的存在とされている。しかし,旧約聖書では,これもヤハウェによる試練として人間に課されるものであり,新約聖書にみられる超自然的「⇨悪魔」としてのサタンの観念は,善悪二元論に立つペルシア宗教の影響である。新約聖書では,サタンは神の計画の成就を妨げ,キリストを試し,信仰者を誘惑するものとされるが,ここでも神と二元的に対立するものではなく,最後には神の支配下におかれ,滅ぼされる。イスラム教でもユダヤ教,キリスト教,ゾロアスター教などの影響を受け,悪をなすシャイタン(サタン)を教義のなかにもっている。これらは古来文学や絵画などで描かれ,ルキフェル,メフィストフェレスなどは有名である。

『ブリタニカ国際大百科事典 電子辞書対応小項目版』 Britannica Japan Co., Ltd./ Encyclopaedia Britannica, Inc.

Sa・tan [séitn]〓
―n.
1 (キリスト教で)サタン,悪魔(▶the devil の固有名詞);悪魔のような人間:Satan reproving sin 罪を責める悪魔(自分の弱点・欠点を棚に上げて人を非難する人のこと):〓
2 〖軍事〗 セイタン:旧ソ連の ICBM の NATO コード名.
[900年以前. 中期英語,古期英語<後期ラテン語<ギリシャ語 Satân,Satán<ヘブライ語 śātān 敵]

『ランダムハウス英和大辞典(第2版)』 小学館

そしてヒッピー現象によってカトリックカルチャーの殉教者(確信性の確保)を回復させる「白魔女(守護聖人)」とは原始キリスト教のあり方に非常によく似ている。
イエス・キリストの殉教者(確信性の確保)はカウンターカルチャー(サブカルチャー)でありヒッピー現象の殉教者(確信性の確保)とされた。

一方でそういった原始キリスト教のヒッピー現象を「倒錯対象」としたコンフィデンスマン(倒錯性の支配)が更に起こった。

それはイエス・キリストの殉教者(確信性の確保)を「倒錯対象」としたコンフィデンスマン(倒錯性の支配)だった。
そのようにメシアを「倒錯対象」としたコンフィデンスマン(倒錯性の支配)とはサタン崇拝(ルシファー崇拝)とされ「悪魔の烙印」を持っていた。
それが「バフォメットの偶像崇拝」を象徴するヲタクコレクターであるだろう。

そういう意味で「聖宮崎駿監督」のグッズ販売と「ヲタク人の神々」のグッズ販売は対照的と言える。
それは「ホワイト・マジック(神の恵み)」と「ブラック・マジック(黒ミサの儀式)」の違いだからです。

「悪魔の烙印」を示す最も有名な例は文鮮明教祖の「統一教会」です。
「統一教会」はキリスト教系の団体とされているが実際のところ原始キリスト教のヒッピー現象を「倒錯対象」としたコンフィデンスマン(倒錯性の支配)を披露しているに過ぎない。
それはヲタク芸術でした。
桜田淳子さんは熱心な入信者らしいけれどヲタク心理(コンフィデンスマン心理)だったのです。

このような「最悪の偽善」に対する原始キリスト教のあり方は新約聖書に詳細に記されている。
それが聖書の大切さの所以であるのです。

そして聖書の核心は「終末論」ではなく「黙示録」です。
聖書の核心は「ブラック・マジック(黒ミサの儀式)」ではなく「ホワイト・マジック(神の恵み)」でした。

イエスの受洗 (3 21-22)
され、すべての民が洗礼を受けている時、イエスも洗礼を受け、そして祈っていると、天が開き、聖霊が姿形のあるさまで鳩のように彼の上に降って来、かつ天から声がした、「お前は私の愛する子、お前は私の意にかなった」。

岩波書店「ルカによる福音書」

ガリラヤにおける顕現(28 16-20)
さて、十一人の弟子たちは、ガリラヤに出かけて行き、イエスが〔かつて〕彼らに示しておいた山へ行った。そして彼に出会い、伏し拝んだ。しかしある者たちは疑った。するとイエスが近寄ってきて、彼らに語っていった、「私には天井と地上との、すべての権能が与えられた。そこで行って、あらゆる異邦人たちを弟子とせよ。〔その際、〕彼らに父と子と聖霊の名において洗礼を授け、私があなたたちに指示したすべてのことを守るように、彼らに教えよ。そして見よ、この私が、世の終りまで、すべての日々にわたり、あなたたちと共にいるのである」。

岩波書店「マタイによる福音書」

イエス・キリストはあらゆる異邦人たちを弟子とすることが「原始キリスト教」の殉教者(確信性の確保)であり得るだろうといいました。

テンプル騎士団やフリーメイソンは友愛結社としてキリスト教を殉教者(確信性の確保)としカトリックカルチャーを守護する「白魔女(守護聖人)」となっていたと想像される。

その一方でテンプル騎士団は「バフォメットの偶像崇拝」を糾弾され解体された。
テンプル騎士団がカトリックカルチャーの殉教者(確信性の確保)を「倒錯対象」とする「バフォメットの偶像崇拝」を行っていたと見做されたからです。

この関係性は「ヒッピー現象のイエス・キリスト」と「ヲタク人の神々」の対立関係とよく似ている。

私はテンプル騎士団の実態を知らないから真実の判断はできない。
しかしもし起こり得る事態を考慮すれば「ヒッピー現象のイエス・キリスト」と「ヲタク人の神々」のあり方に躓きがあった可能性を感じる。

「ヒッピー現象のイエス・キリスト」とは非常にレアなケースです。
一方で「ヲタク人の神々」を祀る行為は単なる堕落であって非常に安易に起こり得るのです。

私の知人にも「風の谷のナウシカ」のファンが多くいた。
しかし彼らは「ヲタク人の神々」とされた「風の谷のナウシカ」を祀っていた。
彼らは何故か「ナウシカ」ではなく「巨神兵や腐海」のマニアであった。
要は彼らヲタク人とは「終末論」のマニアであったのです。
「終末論」は「ブラック・マジック(黒ミサの儀式)」です。
それは安易さの象徴と言えます。

例を挙げるとすれば「マニア」とは「聖アニメファン」の資質であったのです。
一方で「マニア」とは「ヲタク人」の習性でもあった。
この両者の「マニア」は全く別物であり「似て非なり」であったのです。

前者の「マニア」は「神的霊感」であったり「神の贈り物」としての「神的狂気」を言った。
これは「皇室」の「マニア」を示していて、「カトリックエレクト」の資質であったのです。
そしてこのように「皇室」とは殉教者(確信性の確保)を根拠として形成されたのです。

後者の「マニア」は「熱中する人」や「躁うつ病」を示していた。
これはコンフィデンスマン(倒錯性の支配)の習性であった。
コンフィデンスマン(倒錯性の支配)である「ヲタク人」とは「お下劣」なのです。

一方で殉教者(確信性の確保)であり得るだろう「聖アニメファン」とは「高度な精神的姿勢ユーモア」なのです。

マニア
(1)mania「狂気」の意のギリシア語。 entheos(神的霊感を受けている),enthousiasmos(神的霊感)と密接な連関をもつプラトン哲学の主要概念で,病人の狂気とは異なる神の贈り物としての神的狂気をいう。マニアは有限的存在,死すべき存在としての人間に日常性,時間性の軛を断って永遠的なるもの(価値,イデア)と出会う超越的な力を与える。神によりマニアに与えられたものとして mantikē(予言術),oiōnistikē(占い術),mousikē(ムーサの神にかかわる文芸,技芸),erōtikē(エロスにかかわる術)があげられる。

(2)一般に,1つのことに熱中する人をさす。(3)⇨躁うつ病のこと。

『ブリタニカ国際大百科事典 電子辞書対応小項目版』 Britannica Japan Co., Ltd./ Encyclopaedia Britannica, Inc.

かくしんはん【確信犯】
Überzeugungstat; Gewissenstat
宗教的教義や政治的信念,道徳的確信に基づいて行われる犯罪であり,社会の変動期に政治犯罪として表われることが多い。確信犯人は,自己の行動が現行の法秩序に違反するという自覚はもちながら,より高い次元の法の理念を実現しようとする点で,犯罪動機を抑止する反対動機の形成が期待できないところに特徴がある。したがって,刑罰の威嚇力や行刑による改善効果が疑問視され,一般の犯罪者とは違った特別処遇の必要性が説かれてきている。

『ブリタニカ国際大百科事典 電子辞書対応小項目版』 Britannica Japan Co., Ltd./ Encyclopaedia Britannica, Inc.

げ‐れつ【下劣】
人柄や考え方が下品で卑しいこと。「—な考え」

『広辞苑 第六版』 岩波書店

げれつ【下劣】
♦下劣な
mean; ⦅文⦆ base
◾下劣な品性
a mean [sordid] nature
◾彼女の服の好みは下劣だ
Her clothing is in vulgar taste.
◾下劣な男
a cad/a despicable fellow

『プログレッシブ和英中辞典(第3版)』 小学館

そううつびょう【躁うつ病】
manic-depressive psychosis
感情障害を主症状とし,周期的経過をとり,のちに人格障害を残さないことを特徴とする精神病で,統合失調症とともに二大内因性精神病といわれる。循環精神病ともいう。⇨感情が高揚し,意欲は亢進し,思考が飛躍する躁病と,反対にふさぎこむ⇨うつ病(→うつ状態)という2方向の病的感情が,日常生活からは明らかに区別される病期として交互に現れ,経過後には完全にもとの人格に戻る。発現頻度は全人口の 0.4%程度で,うつ病相だけが表れる型がかなり多い。

『ブリタニカ国際大百科事典 電子辞書対応小項目版』 Britannica Japan Co., Ltd./ Encyclopaedia Britannica, Inc.

躁病(ソウビョウ)
[英] mania
[独] Manie
[同義語] 【マニア】
躁うつ病の躁病相と同義に使われることが多いが,うつ病相を伴わない純粋の躁病も稀ではあるが存在する。躁病(躁うつ病)の発生率はおよそ0.5%前後,時点有病率は約0.2%といわれる。感情障害全体でみると女性に多いが,躁うつ病(躁病)では男女の比率は変わらない。発病年齢は20~30代にピークを認める。主な症状は以下のようなものである。①爽快気分,高揚した気分(躁性気分障害)が中心だが,易刺激性,易怒性を伴うことも多い。②思考面では次々と観念がわき起こり,このために話はまとまらず一定の目標に向かって話すことができない(観念奔逸),話の内容が誇大的かつ妄想的になる(誇大妄想)。③意欲面,行動面では多弁,多動となり,じっとしていられず手当たり次第に行動する(行為心迫)。さらに程度が強くなると興奮状態(精神運動興奮)に至る。また,金使いが荒くなったり,逸脱行為(性的,社会的逸脱)がみられることも多い。④睡眠欲求の減少,早朝覚醒などの睡眠障害,食欲・性欲の亢進,体重減少などの身体症状。病相の経過は,初めから躁・うつ病相を繰り返すものと,初めのうちはうつ病相(稀に躁病相)のみを示し後に躁うつ病に移行するものとがある。長期の経過をみると,病相期の長さは年を重ねるにつれて長くなり,病相間欠期は短くなる傾向がある。治療は抗躁薬(気分安定薬)であるリチウム,バルプロ酸中心で行われ,約7割の躁病は治療および予防が可能である。
(511046)

『医学書院 医学大辞典』 医学書院

「高度な精神的姿勢ユーモア」のあり方は「ヒポクラテスの誓い」としてもとても有名です。

confidence n.
信頼、確信
confidence in ~
~を信頼[確信]すること
The doctors had confidence in the amputation of the patient’s right leg.
医師団はその患者の右足切断には自信があった。
confidence that…
…という確信
The surgeon has every confidence that he will succeed in the operation.
外科医はその手術に成功するものと確信している。
confidence to do
~する確信
The surgeon had no confidence to operate the cancer patient.
外科医はその癌患者の手術をする自信がなかった。
with confidence
確信をもって
The physician asserted with confidence that the condition was not endocrinologic.
医師は、自信をもってこの状態は内分泌異常のためではないと断言した。

『医学英語実用語法辞典』 メジカルビュー社

certain a.
確信している、確かである ⬄uncertain
be certain that[wh―]…
…であること[かどうか]を確信している
One can be quite certain that other factors are important.
他の因子が同様に重要であることはまったく確かである。
It is certain that[wh―]…
…であること[かどうか]は確かである
It is almost certain that the virus has come from somewhere in the Far East.
そのウイルスが極東のどこからか来たことはほとんど確かである。

『医学英語実用語法辞典』 メジカルビュー社

コンフィデンスマン(倒錯性の支配)を強制されることによって「心的外傷」を受け「PTSD」を発症することはフロイト精神分析のヒステリーと同じであるだろう。
このヒステリーは「聖アニメファン」に特有であり「ヲタク人」には発症しない。

posttraumatic stress disorder (PTSD)〓
心的外傷後ストレス障害(①通常,ふつうに人間が人生を送る上では経験しないような心的外傷体験の後に生じる特徴的な症状であり,このなかには原因となった外傷体験の反復する再体験や外傷を思い起こさせるような刺激の回避,外的刺激に対する無感覚,様々な自律神経機能障害および認知障害,不快気分が含まれる.②DSM診断の1つで特定の診断基準を満たせば確定する).

『ステッドマン医学大辞典』 メジカルビュー社

しんてきがいしょうごストレスしょうがい【心的外傷後ストレス障害】
post traumatic stress disorder; PTSD
外傷後ストレス障害ともいう。アメリカ精神医学会の『精神疾患の診断・統計マニュアル(第3版)』 Diagnostic and Statistical Mannual of Mental Disorders(1980)に初めてこの名が記載された。それによると,自然災害,事故,強姦や虐待などの犯罪,さらに戦争といった,人が通常経験する範囲をはるかにこえた強い⇨心的外傷を受けたあとに発症する精神障害で,症状が1ヵ月以上続くものをいう。症状が心的外傷体験直後から1ヵ月以内にとどまる急性ストレス障害 acute stress disorder(ASD)とは区別される。第1次世界大戦後の元兵士のショック症状(⇨戦争神経症)や,ベトナム戦争後のアメリカ帰還兵の社会不適応の研究・治療から PTSDの実態がわかり,詳しい研究が始った。日本では 1995年1月の兵庫県南部地震後に自殺者が多発したことから注目されるようになった。具体的な症状としては,夢や錯覚,幻覚,フラッシュバックなどに象徴される外傷体験の繰返し,無感動,無関心といった外傷体験の記憶の抹消,さらに不眠,集中力低下などの亢進状態も認められる。治療にはカウンセリング,精神療法などが必要とされ,抗うつ剤や抗不安剤を使う場合もある。

『ブリタニカ国際大百科事典 電子辞書対応小項目版』 Britannica Japan Co., Ltd./ Encyclopaedia Britannica, Inc.

しかし私は「聖宮崎駿」の「風の谷のナウシカ」を愛していた。
私は「巨神兵」や「腐海」ではなく「ナウシカ」を愛していた。
要は私はイエス・キリストの「黙示録」のマニアだった。
「黙示録」は「ホワイト・マジック(神の恵み)」です。
こういったイエス・キリストの殉教者(確信性の確保)はレアなケースと言えます。

このように「イエス・キリスト」と「ヲタク人の神々」とは相性が最悪なのです。

ここに見られるあり方は「カトリック信仰の預言者カード」が的確に指し示しています。
それがタロットカードであるのです。

ta・rot [tǽrou,-–|–-]〓
―n.
1 タロット[タロー]カード:22枚の寓意(ぐうい)札(アツウ,大アルカナ)と56枚の数位札(小アルカナ)で1組78枚のイタリア式カード;寓意札は現在では占い,またタロック(tarok)では切り札に用いる.
2 ⦅tarots⦆ タローゲーム,タロック.
―adj. タロットカードの.
[1598.taros(複数形)からの逆成<中期フランス語<イタリア語 tarocchi(tarocco の複数形;⇀TAROK)]

『ランダムハウス英和大辞典(第2版)』 小学館
「ヒッピー現象のイエス・キリスト」と「ヲタク人の神々」
「カトリック信仰」と「バフォメットの偶像崇拝」
殉教者(確信性の確保)とコンフィデンスマン(倒錯性の支配)
タロットカード「THE FOOL」とタロットカード「THE DEVIL」

実際のところ「テンプル騎士団」が「ヲタク人の神々」として「バフォメットの偶像崇拝」のマニアとなった可能性は大いにあり得る。
何故なら現代日本社会を支配する日本サブカルチャーの隆盛を見れば「テンプル騎士団」が「ヲタク人の神々」を祀ることは大にあり得るからです。

それは「風の谷のナウシカ」のファンを見れば明らかだろう。
もちろん「ヒッピー現象のイエス・キリスト」のタロットカード「THE FOOL」が実存することは確かです。
しかし先程も指摘したようにそういった実存は私の経験からレアなケースと言えます。

私の知人にも多くのヲタク人がいた。
彼らは「ヲタク人の神々」を祀っていたが私には理解しがたい感覚だった。
何故なら「ヲタク人の神々」とはどう見ても醜悪な「バフォメットの偶像崇拝」に思えたからです。
私には「バフォメットの偶像崇拝」が魅力のある存在とは絶対に見えなかった。
そのような「ヲタク人の神々」とはタロットカード「THE DEVIL」であった。

又、その一方で私は「ヒッピー現象のイエス・キリスト」として彼らから攻撃を受けることになった。
兎にも角にも私はヲタク人から因縁をつけられる対象とされた。
それが殉教者(確信性の確保)を「倒錯対象」とするコンフィデンスマン(倒錯性の支配)でした。

何故そのようなことになったのだろう。
それは殉教者(確信性の確保)とコンフィデンスマン(倒錯性の支配)の関係が「相性最悪」だったから、私と彼らも実際は「相性最悪」だったからだろう。

例えば同じ学校であるとか、同じクラスであるとか、同じ部活であるとか、一緒に下校したからと言って因縁を付け「人間関係」を捏造することで「相性最悪」を隠蔽する認識が為されていく。
そういったあり方は精神科医の中井久夫先生が名著「いじめの政治学」で指摘している通り「孤立化、無力化、透明化」と言われるものでした。

実際、私たちと彼らは「相性最悪」の「人間関係(コンフィデンスマングループの循環論証)」だった。
しかしそういった実際の「人間関係(コンフィデンスマングループの循環論証)」は「いじめの政治学」が司っている。
それは「孤立化、無力化、透明化」によって隠蔽が為されていく。
殉教者(確信性の確保)を「倒錯対象」としたコンフィデンスマン(倒錯性の支配)が公然と為されていくことを意味している。

私たちと彼らは「相性最悪」なのに仲が良いとされる異常な「人間関係(デマゴギー)」が成立することになる。
「相性最悪」の人物が近くにいると言うだけで仲が良いとされる。
そういった間違った認識を抑制するためにはストーカーの認識を持つ必要を感じる。

少なくとも近くにいたり挨拶を2,3回交わしたことがあるというだけで仲が非常に良い理由とはならない。
それは当たり前の印象操作だった。
それぐらいのことを見抜く能力を持つことが殉教者(確信性の確保)であり得るだろう「真の人間関係」の前提であった筈でした。
又、知り得ないものに対し全知全能感を持つことは殉教者(確信性の確保)に対する越権行為であってコンフィデンスマン(倒錯性の支配)でしかなかったのです。

しかしそのような安易な認識がまかり通ればコンフィデンスマン(倒錯性の支配)の捏造はいくらでも可能となります。

例えば廊下などで待ち伏せして一方的に笑顔で話しかけてきた人物が普段は相性最悪の上に仲も最悪な間柄であるのに、その印象操作だけで「友好関係」と見做されてしまうのと同じです。

その相手の一方的印象操作だけで「人間関係(デマゴギー)」の捏造が為されるのは「真の人間関係」を「倒錯対象」としたコンフィデンスマン(倒錯性の支配)と言えるだろう。
それは完全に捏造された「人間関係(デマゴギー)」だった。
ヲタク人とは「真の人間関係」を「倒錯対象」とするコンフィデンスマン(倒錯性の支配)だった。
ヲタク人はデマゴーグだった。
そういったあり方が「ブラック・マジック(黒ミサの儀式)」でした。
実際私たちと彼らは相性最悪の上に当然のことで仲も最悪でした。

何故ならば一方的に他者を利用しているのは殉教者(確信性の確保)を「倒錯対象」としている「ヲタク人」の方だったからです。
「ヲタク人」は「真の人間関係」を「倒錯対象」として一方的にコンフィデンスマン(倒錯性の支配)となっていた。
そういった「ヲタク人」は「最悪の隣人(サタン)」と言われます。
「ヲタク人」は一方的なコンフィデンスマン(倒錯性の支配)でした。

嫌われて当然な「ヲタク人」は「愛されキャラ(終末論)」を主張する。
それは「隣人愛(黙示録)」ではなく「隣人愛(終末論)」でした。

「隣人愛(黙示録)」は「愛されキャラ(黙示録)」によって可能となりユートピア(神の王国の到来)とされる。

しかし「隣人愛(終末論)」は「愛されキャラ(終末論)」によって「最悪の隣人(サタン)」が支配するディストピアとなっていく。

「最悪の隣人(サタン)」と「愛されキャラ(終末論)」は全く同じ人物でありました。

今で言うとイチローや大谷翔平は「愛されキャラ(終末論)」として超有名です。
彼らは「大リーグ」の殉教者(確信性の確保)を「倒錯対象」としたコンフィデンスマン(倒錯性の支配)であって「最悪の隣人(サタン)」だった。
そして彼らは最強の「愛されキャラ(終末論)」でした。

実際にイチローが「アメリカ野球殿堂博物館」を何度も訪れている事実は本当らしい。
又、そこから推察するにイチローが「アメリカ野球殿堂博物館」を非常に崇拝していることも私も認めます。

一方で私は一回も「アメリカ野球殿堂博物館」に行ったことがありません。

ただ私はイチローや大谷翔平に「オタク感」を感じます。
「オタク感」とは殉教者(確信性の確保)を「倒錯対象」としたコンフィデンスマン(倒錯性の支配)です。

私は「アメリカ野球殿堂博物館」へ行ったことはありませんが殉教者(確信性の確保)に「芸術愛のパン(イエス・キリスト)」を感じています。

一方でイチローや大谷翔平は「ヲタク人」でしかありません。
彼らはコンフィデンスマン(倒錯性の支配)なのです。

「ヲタク人」は「愛」を語ります。
有名なヲタク芸術家の庵野秀明監督はさまざまなアニメ作品やさまざまな特撮作品への「愛」を語ります。
しかしそれは「芸術愛のパン(イエス・キリスト)」を「倒錯対象」とするコンフィデンスマン(倒錯性の支配)であって「愛」とは言い難い代物だった。

では庵野秀明監督の「熱い愛」とは一体何だったのだろうか?

それは「愛」を「倒錯対象」とするコンフィデンスマン(倒錯性の支配)でした。
「ヲタク人」は「愛」を冒涜した人たちなのです。

そういう意味で日本を代表するこの二人のメジャーリーガーは決して善いプレーヤーではなかった。
彼らは「野球愛」を冒涜したと言える。
それは長嶋茂雄にも言えることかも知れない。
かなりインチキ臭いプレーヤーだった。
八百長臭いのです。
彼らは最悪のプレーヤーだったのです。

皆さんはタロットカード「THE STAR」をご存知ですか?

一般に「スター」とはイチローであったり大谷翔平であったりマイケル・ジャクソンであったりします。

一方でタロットカード「THE STAR」は「信徳」を示します。

神学者達は「信徳は精神的建物の土台を作り、望徳はそれを建て、愛徳は屋根をつける」と各役割を説明する。

タロットカード「THE HIGH PRIESTESS」、タロットカード「THE HIEROPHANT」、タロットカード「THE STAR」
「愛徳」、「望徳」、「信徳」
三対神徳

あいとく【愛徳】
caritas
カトリック神学で三対神徳(信徳,望徳,愛徳)の一つとされるもの。新約聖書のなかにあるギリシア語の agapēの翻訳であるが,カトリック神学の概念としては,神の愛が人間に与えられるのに呼応した,神に対する人間の愛をいう。⇨アウグスチヌスは,愛徳を人間を神へと統合させる徳とし,中世神学者,特に⇨トマス・アクィナスは,愛徳を他のすべての徳の基礎であり根拠であるとした。

『ブリタニカ国際大百科事典 電子辞書対応小項目版』 Britannica Japan Co., Ltd./ Encyclopaedia Britannica, Inc.

アガペー
agapē
新約聖書(特にコリント人への手紙1,ヨハネ福音書,ヨハネ書簡など)で愛を意味するギリシア語。ラテン語では amorあるいは caritasと訳される。カトリック神学では caritasは信仰 fides,希望 spesと並ぶ基本的な徳の一つであるが(→愛徳),新約聖書のアガペーは,神の愛,キリストの愛,キリスト信者同士の愛のすべてについて用いられる。キリスト信者同士の愛をさすときには,本能的,衝動的愛をも意味するエロス erōsと区別して用いられており,パウロはこれを最大の徳と呼んでいる(コリント人への手紙1)。またアガペーは初期のキリスト信者の親善,博愛のための会食をもいい,これは初め聖餐式と緊密な関連をもっていたが,3世紀頃から次第に分離され,キリスト教典礼とは別の会食となった。

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しかしそういった「三対神徳(信徳、望徳、愛徳)」を「倒錯対象」とするコンフィデンスマン(倒錯性の支配)が賛美される。
それが現代のスターであるだろう。

イチロー然り大谷翔平然り・・・数多いる現代のスターは「三対神徳(信徳、望徳、愛徳)」を「倒錯対象」とするコンフィデンスマン(倒錯性の支配)だった。
それが堕天使ルシファーであり最高悪サタンであるのです。

「スター」による一方的なコンフィデンスマン(倒錯性の支配)を隠蔽するために「いじめの政治学」が為されていく。
そのような最悪の世界観とは「ディストピア」と呼ばれるのです。

しんでんきししゅうどうかい【神殿騎士修道会】
Templars
正式には「キリストとソロモン神殿との貧しい騎士団」 Pauperes commilitones Christi templique Salomonis,略してテンプル騎士団ともいう。十字軍によって建てられたエルサレム王国の初期,キリスト教徒のエルサレム巡礼者を保護するため 1119年末もしくは 20年初めにユーグ・ド・ペイヤンら8~9人のフランス人騎士によって創立された騎士修道会。エルサレム国王がもとのユダヤ教神殿跡の一部を与えたのでこの名称がある。クレルボーのベルナールが会則を起草,急速に発展して巡礼者の保護だけでなく「教敵」に対する軍事行動にも従事して,ヨーロッパ各地に多くの領域と巨大な富を獲得した。フランス王フィリップ4世は,修道会の権勢への恐れと財産を没収する意図で,教皇クレメンス5世に働きかけて 1312年3月 22日修道会を解散させ,2年後修道会総長ジャック・ド・モレーを焚殺した。のちのフリーメーソンはこの修道会に由来するといわれる。

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フリーメーソン
Freemasonry
自由な友愛を求め,18世紀初頭より結成された国際的な親善団体。中世の石工(メーソン)ギルドの流れをくみ,1717年ロンドンに結成されたのが始りで,全ヨーロッパからアメリカに急速に広がった。ロッジと呼ぶ集会を基礎的組織単位とし,一地域ないし一国内の数ロッジが集って上級の大ロッジを形成する。ヒューマニズムとコスモポリタニズムを信条とする会の原理に忠実であるかぎり,原則的には民族,階級,社会的地位,宗教によって会員の資格は制限されない。入会の際,象徴的,神秘主義的な儀式が行われ,会員は定められた合図,合言葉,符丁によって認知し合う。ロッジ内部には,ギルドの徒弟,職人,親方の3身分が投影された3つの基本的位階があり,大ロッジは独立性を保ちつつ大連合を形成する。フリーメーソンは 18世紀の合理と進歩を重んじる啓蒙主義的な時代思潮のにない手でもあり,個人主義的な倫理を信条とする中産階級,特に知識人が構成メンバーの中心となった。したがって宗教に関しては寛容,反動的な政治に対しては自由を主張したため,本来は秘密結社ではなかったにもかかわらず,教会や政府の弾圧を受けて陰謀団体,革命結社のように危険視された。アメリカ独立革命,フランス革命や 19世紀後半の自由,統一運動にはフリーメーソンの活躍は無視できないが,急進的共和主義や社会主義とは縁遠かった。現在ではその役割と意義は微弱になっている。

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Baph・o・met /bǽfəmèt/
—n.
バフォメット ⦅テンプル騎士団が儀式に用いたとされる偶像⦆.
[F (変形) 〈 Mahomet]

『リーダーズ・プラス』 研究社

「私には天井と地上との、すべての権能が与えられた。そこで行って、あらゆる異邦人たちを弟子とせよ。〔その際、〕彼らに父と子と聖霊の名において洗礼を授け、私があなたたちに指示したすべてのことを守るように、彼らに教えよ。そして見よ、この私が、世の終りまで、すべての日々にわたり、あなたたちと共にいるのである」。

アーメン

(再編集版)

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