モデルアカデミー時代その2


モデルアカデミー時代で得た物はたくさんある。
それはある男性講師の方が言っていた「どんな容姿に生まれても、私は世界で一番可愛い」と思う事。
親からもらった容姿に文句を言わない、どんな姿でも私は可愛い。
そう唱える事が自信になり、現実になっていく。
だからその男性講師のレッスンでは常にポーズや表情のレッスン外で必ず1回は「私は世界で一番可愛い。素敵。」と全員で声を出して言う事が通例だった。

その言葉のおかげで、私は自分の容姿に子ども時代からいまいち自信が持てなかったが、家で手鏡を買い、毎晩10回「どんな自分も世界で一番可愛い」と自分に言い聞かせてみるようにした。

他にも、自分の感性、個性を大切にする事。
アカデミーがあった場所は個性的なファッションをしている人も多く、水着のような服を着て街を歩いている人もいた。
髪型も、「何色なの?」という様な何色も重ねて染めている人もいて、何よりファッションの枠に囚われない人々が集まっていた。

アカデミーのある女性講師の方に「メイクはした方が良い。お洒落を楽しまないと。」とよく言われていた。
私はメイクをするまでの体力が無くて、いつもすっぴんでレッスンに行っていたので、特に言われていたんだと思う、、、。

また、そのアカデミーでは大きなファッションショーが母体となって運営しているため、そのファッションショーの準備や裏方などのスタッフをして、ショーの裏側を見る事も出来た。
多くの芸能人の方を間近で見て、とても刺激的な経験をさせてもらった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?