コロナの到来。
しかし、そんな大きな百貨店で働く日々も終わりを告げる事になる。
それが新型コロナウイルスの到来である。
百貨店は本当は忙しいはずなのに、どんどんと客足が減っていき、お店はガラガラの状態に。
お客さんよりも、スタッフの待機人数の方が圧倒的に多くなり、ついに正社員ではないアルバイトの私は退職を余儀なくされる。
「明日から、しばらく休んでもらって仕事は自分で探して。」
そう言われた時のショックは相当だった。
でも、接客業はお客さんがいないと成り立たない。
それは仕方が無い事だった。
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