心が揺さぶられるほどのwantかどうか
春なので髪型を変えたいなと思うけど、
これだ!と思ういいアイデアが思い浮かばない。
あらゆるツールを駆使し調べまくって、なりたい髪型を探すけど、
あれでもない、これでもない、
と決まらない。ただ時間が経つだけ。
パソコンが入れられるバッグが欲しいなと思うけど、
これだ!と思うものが見つからない。
こだわりたい条件にヒットしない。だけど妥協はしたくない。
せっかくなら長く使えるものがいいのでと、
ずっと、何も買えずにいる。
このカフェおすすめだよって友達に教えてもらったところ、
へーってリアクションしたっきり。
調べてもないし、行ってもない。
また今度〜 タイミングが合えば〜
って思ってるだけで、この話題は、ずっと放置している。
髪型、ほんとは別に変えたいって思ってないのかも。
バッグだってそう。ほんとは別にそこまで欲しくないのかも。
カフェだってさ、自分にとってそのお店は魅力的に感じなかったんだろうな。
心からの”want”って、もっとカラダが揺さぶられるはずだもん。
思春期だった学生時代や、周りの目を気にしていた若い頃は、いかに世に馴染めるかっていう基準ばかりでいたけど、
”とりあえず” という生き方は、もうやめたいと、今なら思える。。
基準は自分。
自分の人生は自分軸で、生きていたい。
髪型は、みんなと同じじゃなくても別にいいし、
バッグも、持って無いなら無いでどうにでも工夫できるし、
流行りのカフェじゃなくて、馴染みのカフェに通い続けたいし、
私は私基準のモノサシで、ゆるくゆるく歩きたい。
私、働き方改革をしてよかったと思えるのは、
人生をこんな風に考えられる心の余裕ができたからだと思う。
日曜日にもリクルートスーツを着て足速に歩く就活生を見ていると、
自分の就活時代のことを思い出して、なんだか懐かしくなっちゃうな。
春って、過去にも未来にも浸れる季節ですね。
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