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スメルハラスメント?


これって、スメルハラスメント?

って思うことがある。

好きな香り、嫌いな香りがとてもはっきりしている私なので、何か香りを放つ(あるいは放たれる)くらいなら、無香の方が断然良い。断然好き。


あまり人工的な香りが好きではないので、柔軟剤は基本的には使わない。柔軟剤の香りに包まれた服を着てると、香りにクラクラしちゃうから。

香水もつけない、ていうか持ってすらない。

服だけじゃなくて、タオルとか寝具とかカーテンとか、あと私の部屋も、プラスアルファで香り付けはしないのが、私のスタンスなのだ。


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でさ、これってスメハラ(スメルハラスメント)?って思う瞬間は、自分が放つ香りうんぬんかんぬんじゃないんだよね。


ベランダに出て洗濯物干してたら、お隣さんの柔軟剤の香りが漂ってくる。暑いから窓開けて過ごしてたら、ふわっと風に漂いながら、香りも一緒にやってくる。

あー これ、この香り、一人暮らししてた友達の家にむかし遊びに行ったときにこの匂いがしたのを覚えてるわ〜。お隣さん、あの子と同じ柔軟剤使ってるんだ〜。

なんて、嗅覚で蘇る思い出もあったりする。


スタバで休憩しようと思って、あ〜 コーヒーのいい香りだ〜 って一息つくも間もなく、お隣の席で女子会してらっしゃるおばさま達の、香水がきついのなんのって。コーヒーのいい香りなんてかき消されちゃうんだから。

昔お世話になった習字の先生も、こんな香水つけてたっけな〜 なんて。

マダム世代の香りへの意識に関心なんてしちゃったりね。



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『印象は、赤いリップじゃなくて、香りで残すべし』

みたいな言葉をなにかの本を読んで見つけたとき、ギクッとした。だったら私はどうすればいいのかしら、ってね。


周りの人間にスメハラ(本人たちにスメハラしてる自覚がないことくらいわかってる)されても、別に、我慢できるくらいには大人なつもりだけど、

家でも無香、外でも無香 が私は好き。


これからも背伸びしようなんて思わない、けど、

リップでもなくて香りでもなくて、だったらなにで印象残していこうかしら、私。


って考えながら、久しぶりに干した掛け布団から香ってくるお日様の香りで、一旦深呼吸してみる。

これが一番落ち着くのよね〜〜〜!






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