知りたいの、知らない世界を
皆さんは人見知りですか?
僕は、初めましての方と会うとき、とても緊張します。
「どんな会話が生まれるのだろう」と、ぐるぐる考えたりします。
もちろんそうやって考えているうちに、「あんなことを聞いてみたいな」とか「こんな話をしてみようかな」ということが浮かんできて、それが活きることもあるのですが、
それよりも大事なのは、「知りたいと思って接する」というシンプルなことだと気が付きました。
人って面白いですよね。
それぞれに違う視点・世界を持っている存在です。
だから、「他者とかかわる」ということは、「知らない世界に飛び込んでいく」というくらいスケールの大きな営みだといえるのかもしれません。
知らない世界を知ろうとする気持ち。
「人には知りたいという欲がある」なんて言葉も聞くけれど、僕はそういうのは「希望がある状態」でこそ芽生えるものだと思ったりしています。
「知っていく」ということは、いろんな要素が含まれています。
ネガティブなことを知るかもしれないし、自分の過去に後悔を生むことになるかもしれません。
それでも、「知ろう」と思えること。
それは、「希望」を持っているからこそできることなんじゃないかな、と思います。
「希望がある状態」でこそ、「知りたい」と思える。
「希望」とか「知りたいという気持ち」って、連鎖のように繋がっていくもののようにも思います。
「こんなことを知れた」という喜びが、「もっと知りたい」に繋がっていく。
そういうのって跡形もなかったりするので、「自分の状態を知る」ということも大事だなと思います。
「知りたい」と思えないのは、「今の自分がそう思えない状態」であるからで、そこから無理に何かを知ろうと大きな世界へは飛び込んでいけないものです。
そうであれば、「きっと喜びが知れるであろう」という小さなところ足を踏み入れてみる。
その一歩が「知りたい」の連鎖を生んでくれたりするものになるんじゃないかな、と思います。