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好きなようにしてください

こちら読みました。

大企業とスタートアップで迷っている
「キャリア計画がない」私はダメ人間?
仕事の適性が分からない

上記のような相談に対し、一橋ビジネススクール教授である楠木建さんがひたすらに「好きなようにしてください」とお答えする本です。
本当にひたすらに、「好きなようにしてください」と書かれているのですが、
それだけでは楠木さんが書く意味がないので、そのあとでお悩みに対する楠木さんの視点が示されています。

40.思い込んだらそれが適性
-30代でいまだに仕事の適性がわからない-

好きなようにしてください。
-中略-
自分で「自分はこれが向いている」と思い込むのは早い方がいい
なぜなら、どうせ思い込みにすぎないからです。
自分の思い込みが外れると、仕事をする中ですぐに
「ああ、どうも違ったな」
というイイ感じの違和感がよどみなく押し寄せまくりやがってきます。
その時はその時で、また新しい思い込みを探せばいいだけです。
-中略-
思い込みとその修正を何回も繰り返していく中で、
だんだん仕事と自分の適性についての理解が深まり、自分の土俵を正しくとらえられるようになります。

自分は何が向いているんだろう?
そんなことを考えたりします。
けれど、20代・30代では自分に向いていることなんて、分かりっこないのかもしれません。
これだ!と思っても、それは思い込みww
でも、思い込みが悪いわけではなく、
思い込みとその修正を繰り返す
その工程が大切なんだと思います。

そもそもなんで「自分には何が向いているか」を考えるのでしょうね。

あなたが望むものと、
あなたがうまくできることの共通点を探そう。
もちろんそれは簡単ではないし、時間もかかるかもしれない。
でも、自分の人生に
それくらいの関心と努力を払えないなら、
この先、他人だけでなく、自分を大切にすることもできない。

私は私のままで生きることにした/キムスヒョン

向いていることって、きっとその先に誰かの喜びがあることのように思います。
「向いている」というのは色んな解釈ができるかと思いますが、少々ドライな表現をすれば、「効率的にできる」ということだと思います。
人よりも効率的にできることがあれば、それは誰かの時間を作り出せることに繋がります。

でも、「向いている」だけでは「自己犠牲」が顔を出すかもしれない。
だから、自分の望みについても理解を深めることが大切です。
向いていること、うまくできることについての理解を深めて、
そんなことと自分の望みについての共通点というのが、
他人も自分も喜び合える方法になるのかもしれません。


観察して、思い込んでw、修正していく。
これは、「向いていること」に限らず、
自分の望み、他者の望み、目の前のタスク、全てのことの通ずるのかもしれません。

僕もまだまだ自分の向いていることなんて完璧には分かりません。
なので、どんどんと思い込んでいきたいと思います!w
修正も忘れずしていきます!ww

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