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「関わり合う」ということ

人は一人では生きていけません。
それは言い換えると、人は誰かと「関わり合い」ながら生きているということです。

「関わり合う」ということ。
自分が他者と関わり、他者から関わられる。
そこからはどんなものが生まれるでしょうか?


僕は、「関わり合い」の中で生まれるものは「感情」だと思います。

中学と高校で、僕は全く違う「関わり合い」の仕方で人間関係を築きました。
中学時代は、全力投球。笑
どんなことにも真面目に、ちゃんとしなければという意識が働いていました。
他者に対しても全力で向かい合おうとして、
でも、ぶつかり合うだけの強さは持っていなくて、
勝手に一人でものすごく悩んだり落ち込んだりする。

高校時代は、そんな風に他者によって落ち込んでしまうことに嫌になって、
薄っぺらな人付き合いをしていました。
落ち込んだりしなくても済むように、当たり障りのないような付き合い方をしていました。
落ち込むことも傷つくこともなかったけれど、飛び抜けて楽しいとかうれしいとか、そういう気持ちを抱くこともありませんでした。

中学時代は、実際に他者とぶつかり合うことはなかったけれど、「関わり合う」ということへ向かい合っていました。
その結果は、ものすごく悩んだり落ち込んだり。
辛い記憶だけれど、大きな感情の振れ幅がありました。
高校時代は、「関わり合い」から目を背けて、当たり障りのない日々。
落ち込みもしないけれど、感情の変化も少ない

中学時代は確かに辛かったけれど、高校と比べて濃厚な3年間だったな、と思います。


「関わり合う」
そこと向き合うことで、「感情」が生まれる。
これって、素晴らしいことのように思います。

「関わり合う」ことで、辛いことも、悩んだり落ち込んだりすることもあるかもしれません。
傷つけられたと感じたり、怒りが湧き起こってくることもあるかもしれません。
悩むことも、落ち込むことも、怒りも、悲しみも、寂しさも、
全てかけがえのない感情です。
辛いかもしれない。
けれど、「関わり合う」ことで生まれる「感情」
そんな「感情」を持って生きる。
それが人生の豊かさをもたらしてくれるように思います。

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