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説明できること・説明できないこと

今年の初め、「自分のしたことの説明ができる人になりたい」、そう宣言してる人がいた。
確かに、「自分がしたことの説明ができる」ということは、計画性があって自分の言動に責任も持てるということなのかもしれない。

けれど、人には「説明せずとも自然にできること」もあるのだと思う。
それを生まれ持っての才能とか個性というのかもしれない。
才能、個性というと大きいことばかりを想像しがちなものだが、些細なこと・その人が持っている雰囲気なんかもある。

そういうものって自覚が生まれにくい。
だから、他人から言われて「そうかなー」と思うけれど、自分では自然にやっていることだからうまく説明できない。


そんな自分の才能に気づくとき。
その一つは、「自分が変わってしまったとき」
今まで自然にできていたことが、できなくなってしまう。
そんなとき、それまでの自分の才能を自覚できるのかもしれない。

意識せずともできていたことができなくなってしまうというのは、戸惑いが生まれることだ。
自分の才能が枯れてしまったのではないか、と感じるかもしれない。


しかし、そんなことはない。
それまで自然に意識せずにできていたことに自分の目を向けること。
そうやって、自分の才能に気づき、自覚すること。
才能を発揮できる場に誠実であること。
それが才能を磨いていくことであり、深めていくことだ。
この部分は僕の希望。

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