見出し画像

ベテランライダーへ長距離ライドの質問をしたら、核心をついた回答が返ってきた

こんにちは。先日、初めてグループライドへ参加してきました。

グループライドはついていくのが大変と聞いていたので、開始前はドキドキしていたのですが、他のライダーの気配りもあって楽しいライドになりました。ソロライドとは違う楽しさがあったので、これからはグループライドの日も増やしていきたいと思っています。

さて、今日は、グループライドの時にベテランライダーへ質問したら核心をついた回答が返ってきたお話です。

グループライドの時に、並走していたダイアナはナナ(おばあちゃん)で、定年退職した現在は、毎日、100kmから200kmの距離をライドするタフなライダーで大ベテラン。ライド経験が豊富なだけでなく、私が遅れそうになった時には私に速度を合わせて、私がグループから離れないよう(道に迷わないよう)に気にかけてくれたり、ライド中も気さくに話しかけてくれた、優しい笑顔がチャーミングな女性でした。

ライド後のカフェでも隣り合わせになったので、毎日のライドのことを尋ねてみました。

私「さっき、毎日100kmから200kmライドするって言ってたよね。長距離ライドする秘訣ってあるの?」
ダイアナ「長く乗っていれば(長期間ライドを続けていれば)、乗れるわよ」

(以下、話者は私が先で、ダイアナが続きます)

「うーん…。私、40kmくらい乗ると、膝とか肩が痛くなるんだよね」
「(自転車屋さんとかで)バイクフィットした?ミリ単位の調整で大きく変わるわよ」
「こまめに調節してるけど、行ってみようかなあ。ありがとう。ところで、長距離走った後、回復するのに時間がかかるんだけど、どうやって回復してる?」
「毎日乗っているから、回復する必要はないわ。(疲れないの)」
「えー!(驚)」
「毎日乗っているからね。まあ、無理はしないようにしてるけど。」

温和な彼女に甘えてしまって、この後も、矢継ぎ早に質問をしていましたが、どの答えも行き着く先は、もっと乗れるようになりたいのなら継続的に量をこなすこと、でした。

量をこなす、それは当たり前なことではあるのだけれど、年齢を重ねるごとに頭でっかちになってしまって、時間をかけることへ抵抗感があり難しいなあと感じます。でも、自転車以外のことでも、時間をかけないとできないことってありますよね。まずは、頭で考えるよりも体で動いて乗り続け、グループライド後にもソロライドをして166km走破していたダイアナのように、いつかはタフに長距離を走れるライダーになりたいなと感じた、初めてのグループライドでした。

朝の一杯のコーヒーのように、「忙しい日常でも一息つける瞬間を」をテーマにした旅のコンテンツを提供することを目的に活動しています。良質なコンテンツ作成のため、気に入っていただけましたら、サポートいただけますと励みになります。