【Fortran】導入

現在,JavaやC,Pythonといった様々なプログラミング言語が存在している
そのなかでも世界初の高級プログラミング言語『Fortran』を今でも使っている方はどのくらいいるのだろう。
バリバリ数値解析を行う人しか使っていないのではないだろうか。

自分はPythonを少し触ったことがある程度で,Fortran以外の言語は分からない。
よくプログラムを勉強してIT系フリーランスで稼ごうとか見るけど,Fortranでそんなことが出来る気がしない。Fortranで稼いでる人がいたら教えてほしい。データ処理系かな,たぶん。

今回の記事では,そのFortranの概要について書いていこうと思う。

1. 歴史
2. 特徴
3. Fortranを始めたきっかけ

1. 歴史

1954年にジョン・バッカス氏によって開発された世界初の高級言語。Fortranが開発されるまで,機械が処理しやすい言語が主流で,人間には読みにくい言語だったそう。様々な言語が登場している現在でもアップデートし続けている。最新版はFortran2018らしいが,自分はFortran90を5年ぐらい使っている。

2. 特徴

①数値解析に特化
 Fortranは数値計算用に開発された言語であるため,複素数や組み込み関数,配列操作といった数値計算を行う上では欠かせない機能が組み込まれている。大量のデータ処理や複雑な数値計算に最適。

②構成理解が容易
 Fortranは書きやすくて見やすい言語だと思う。ものすごく単純。こういう感じで書きたいなって思えば書けてしまう。プログラムって何?どうやって書くの?って思っている人や趣味でプログラムを始めてみよう!,難しいこと考えずに大量のデータを処理したい!って人におすすめ。

3. Fortranを始めたきっかけ

 自分が卒業した大学は3年生から研究室所属だった。自分が所属した研究室は,3年次に院生主体のゼミナール,4年次に卒業研究。研究室では,数値シュミレーションや実験がメインだったので,数値解析処理が欠かせない研究が多く行われていた。そのため,3年次のゼミナールのなかで院生が3年生にFortranの講義を行っていた。つまり,必然的にFortranを勉強しなければならなかったのである。3年生から始めて,M2のときにやっと他人にソースコードを見せられるぐらいになって,社会人になっても使うことになるとは思わなかった。(大学院の同期のなかではプログラムができない部類の人間だったので,この記事見たら笑われそう。)

自分が所属していた研究室について,当時の同期と「3年次はゆとり教育,4年次はスパルタ教育」と話していた。学生時代の話は,また別の機会に。

今後もゆるゆるとFortarnについて語る記事を書いていきます。

(初めてPCから記事を書いてみたら,思いの外書きやすくて良き。ブログっぽいのはスマホ,それ以外はPCの方がいいのかな。)

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