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やっぱりお家柄の良さってあるよね

おはようございます、こんにちは、こんばんは、多田です。

一応匿名なので詳しくは明かせないのですが、最近高校の同級生が結構有名になっているらしく、何人かの友達から「仲良かったの?」と聞かれることがありました。
お前そんなキャラちゃうかったやんけ、と思いつつもその経歴を見るとこいつそんな育ちだったんだなと思わされることがありました。

またスケールは下がるんですが、僕が大学生になりしばらく経った後、仲のいい友人と飯を食いに行ったりするときに、突如意識の高い話や理想を語られることもありました。

高校の頃は他愛もないバカ話や下ネタで盛り上がっていた友人たちが、大学生になってしばらくしたら急に変貌する様を見て、ひとりだけスタートのピストル音を聞いていないようでとても不安になりましたね。

けれどもその変化は決して大学生になったから発生したのではなく、中高から温めてきた芽が発芽しただけのことなんですよね。同じ地面で隣にいても、相手の根の張り方までは分かりませんから。

その差がどうして生まれたのかということを大学時代考えていたのですが、それは「世界を知り、考察する努力を怠った内的要因」と「環境、特に親から浴びる教養の強さ、深さ」だと思うんですよね。決して自分の親に対して不満を言っているのではありません。努力の出来ない自分をここまで育て上げてくれた親には感謝しかありません。

けれどもやっぱり人文学、芸術的何なものに関しては環境の影響や世代間での文化の相続というものがあると思うんですよね。それは金で解決できる問題では無く、言うなれば地層が何万年もかけて詰みあがるように、鍾乳石が何万年もかけて高みを目指すように時間をかけて花開くものなのではないでしょうか。

だからってどうすれば良いんだ。その積み重ねの上に立っていない自分はどうすればいいんだという質問に対しては「こっちが聞きてぇよバカヤロー」と返します。どうしようもないんです。無い袖は振れませんから。僕が振れるのは白旗ぐらいです。

まぁ白旗は振らないですけどね。もし振っちゃったら、人生にも白旗振っちゃうことになりますから。

今後自分に子供が出来たら、そんな考えを頭の片隅に入れて子育てをしたいなって思うくらいです。自分と似たような性格の子どもが生まれるのならばきっとその素養は必要なものですからね。もっとも明るい子が生まれれば万々歳ですけどね(笑)。

もし似たように後ろ向きでひねくれた性格の人がいたら良かったら交流しましょう(笑)。現実や仕事にもなるとどうしてもそれを隠して明るく振る舞っちゃう性分なのでね。

ではでは!

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