見出し画像

2024.05.26 畑ではもう夏が来た

最近畑の様子が変わりつつある。夏野菜を植えたから、とかではなく、全体的に草が生い茂ってきた。そしてその中に、カタバミが出てきた。夏がきたことを感じた。夏野菜とかは人間が感じる季節のタイミングで植える。でも自然に生えてくる草は、自然の時間の流れで芽を出し生長する。
私はまだ春感覚でいたけど、自然の時間の流れではもう夏、しかも始まったばかりではなく、少し経った夏なんだろうな。


新しくお出迎えした植物

サツマイモ

さつまいもを植える場所がなかったので、茎がパタパタと倒れるような収穫サインが出ていた玉ねぎを全て収穫し、その場所に7本のサツマイモの苗を植えることにしました(30cm間隔で)!

7本の苗

植え方は縦で植えたり横で植えたり、いろんな流派があるらしいのだけど、舟の形のように植える、舟底植えで行いました。

最初は下の写真のように植えたのだけど・・・
・さつまいもは葉っぱが広がりやすい
・葉っぱの向きに広がりやすい
という特徴があり、それを踏まえて下の写真を見てみると、葉っぱの先にあるトマトの畝に侵入し、トマトがダメになりそうだったので、葉っぱの向きを逆にしようと思ったんですね(この畝が一番端っこなので逆にしたら大丈夫かなと)。

でも、ツル返しをどちらにしよするとなったときに、交互に植えた方がツル返しがやりやすいと聞いたので、今年は交互になるように植えてみました!

シソ

私が借りている畑では、つくりすぎた野菜や草によって作られているコンポストエリアがあるのですが、その端っこにパラパラと生きているシソ。許可をもらい、自分の畑に移植することに!!もう畝がないのと、繁殖しやすいということで、どこに植えるのか迷ったのですが、とりあえず空いているピーマンときゅうりの畝の間に植えてみました。

移植したシソ

畑で育っている植物たちの様子

本日のいただきもの

玉ねぎ。地上の丈の長さと根っこの長さが全然違う。この根っこの長さで葉の生長に必要な栄養を調達していたなんて。「玉ねぎは肥料を多く必要とする」と言われている理由がすごくわかった。肥料を多く必要というよりかは、根っこが短く、届く範囲が少ないから、栄養量が土に多くあった方が、玉ねぎの根っこが届きやすくなる、という構造なのかもなと。


何者かがお食事した後が見えるズッキーニの葉っぱ

先週植えたズッキーニの苗。1週間でこんなにも食べられるなんて!って思ったけど、1週間で逆にまだ葉っぱの痕跡が残っているというのも、ありがたい。私だったら全部食べちゃうかもだから、、、。

さて、これを食べたものは一体誰だろう。
その畑で色々聞くと、どうやらウリハムシ説が濃厚。

最近何か植物が食べられた時、虫同士の食物連鎖も考えるようにしている。
ウリハムシを食べる虫を調べてみると、テントウムシが出てきた。テントウムシ!そういえば、最近見かけない。ちょっと前まで結構いたのに。調べてみると、小さな寄生バチや寄生バエとか、アリが天敵らしい。特にハエみたいものを見かけるようになったかも?

ウリハムシに食べ尽くされない方法として、ネット囲いをお薦めされた。うりはむしは横に飛んで移動する虫なので、縦長に囲い込みをすれば防げるらしいのだけど、面倒臭いというのが正直なところ。あとは、うりはむしの餌としてもこの場を開きたい、というのもある。新しく葉っぱが出てきていてこの新芽はウリハムシはあまり好まないらしい?ので、一旦何かで防ぐ、ということはしないことにしてみる。

「空」から下がったそら豆

前収穫したものよりも大きくなってきた!そら豆が横に落ちてきた&黒い線が入っていた!これが収穫のサインか???ということで、収穫してみることにする。

葉が開いた里芋

里芋が一枚葉っぱが開いた!!!新しく2枚目の新芽らしきものが顔を見せている!!!

急に葉が枯れたじゃがいも

先週はまだ緑色だったじゃがいもの葉っぱ。だんだん黄色くなってきたなあと思った1週間後にこの状態。これは、収穫時期とかではなく、ただ枯れた?あれ?なんだろう。
と思って掘ってみると、

じゃがいもが数個コロコロと出てきた。
そして、その隣には穴が。モグラか!それかこの穴を住処としやすいネズミか!
収穫時期が近づいているかなあと楽しみだった矢先にこれで、少し悲しかった。やっぱり生き物との関わりって難しい。

樹化したピーマン

ピーマンの下の方が樹のような色と硬さになっていた。そして、そこから根っこのようなものが生えていた!これはここまで土を寄せた方が良いのか?私には根っこに見えたので、その部分が土の中に入るようにしておいたが、良いのだろうか???

実ができたトマト

実がついてた!

そして、脇芽がたくさん生えていた。雨の日前後に脇芽を切ると、それが傷口となって病原性の細菌が入りこみやすくなる。先週も脇芽は少しあったけど、畑に行った次の日が雨予報でそのままにしておいといたら大きくなってた。今回も、次の日に雨降るから、少し躊躇したのだけど、切ることにした。病気になってないかな、、、。

そういえば、最近日曜日の次が雨、という天気構図が続いている。何かの種をおろしたり植えたりする天気としては最高で、「日和」なのだけど、例えば、脇芽を切るという作業に制限がかかる。切る、という行為は、植物にとっての傷口をつくることになるから、雨の前後にそれをやると病原菌が入りやすくなる。日曜日に畑をいくという、人間の時間軸で生きてしまっているからこういう悩みになるんだろうな。

自然は待ってくれないし、気象をコントロールできない。そういうコントロールできないものの中で関わりを持っているということ。これは常に忘れないようにしたいなと。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?