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0617 苦手な季節がやってきた、、、が、草刈りの時間こそ畑の味わいの時間と感じるようにもなってきた

30度越えの畑。早くないか?まだ、6月だよ?30度越えの畑は流石にキツすぎる。去年のあの熱中症になりかけた記憶が蘇る。私は夏生まれだけど、多分夏が一番苦手な季節。寒すぎるのも苦手だけど、着れば、まあどうにかなる。でも暑いのは、服に限界があるので、どうしようもない。

前回、「寒すぎる時もあれば暑すぎる時もあるというのはありがたい」とは書いたものの、本音を言うと、暑すぎるのは勘弁してくれ、、、と言う感じ、、、、。立っているだけで、汗が出てくる。ベタベタしてくる。畑にいきたいが、外に出たくない、と思ってしまう。心地よい気候の時は、ウキウキでいくけど、暑すぎる時は、重い腰を上げて、行かなきゃ、と言う感じ。この暑すぎる中でも楽しめる方法を今年は探してみたい。

ただ、気温以外にもキツさを感じるものがある。そう、草刈り。畑に行ってみると、1週間で、バサッとなってた。きつい夏がやってきたなと。

いざ草刈りしてみると、あれ、そこまでキツさを感じない?もちろん気温の快適さもあったけど(私が畑に行った14:00は曇り27度くらい)、草刈りをすることで、植物に、虫に、土に物理的な距離が近くなるから、いろんなものに出会うことができる。それがなんとも楽しく感じるようになってきた。そしてあっという間に2時間。畑の様子を確認し、草刈りを終えたら、近くにあるベンチで寝転ぶ。なんて気持ちいんだ!

そんなこんなで、今回の畑時間で出会ったものたちを載せていきます🌱


ひたすら行う草刈り

刈られていく植物の必死の訴え

この畑は、除草剤はまいておらず、草を根っこからも抜いていない。なので、夏になると、あっという間に草が生えてくる。時には、埋もれることもある。だから、ひたすら頑張って刈る。


今までは、何も考えずに、ただひたすら刈っていた。が、刈るたびに、草の香り?がフワッとする。いや、ブワッとかも。それぐらい強く、香りが鼻に届く。今までも草は刈り続けてきたけど、こんなに強い香りを感じたのは初めてかもしれない(そっちに意識を向けられるようになったのかもしれない)。

その時初めて感じた。その刈っている草も生きていて、「ぎゃあ!」「痛い!」と、周りの草に「気をつけろ!これからやられるぞ!」と必死の訴えをしているのかもと。そう感じると、草を刈る時に、心がズキってした。本当に、針か何かで刺されたような痛みを感じた。自分でもびっくりするくらい。

無心で草を刈っていたら、無意識に野菜たちの芽を刈ってしまっていた

とはいえ、草刈りは無心になっている時がほとんど。というか意識的にそうしているのもあるかも。何も考えずにいられる時間って、普段の生活の中でそうそうない。だからこそこの無心の時間ってすごく貴重(ただ最近いろんなものが目に入るように、聴こえるようになったから段々と本当の「無」の心ではいられなくなっってきているけど)。

ただ、この無心になるなって畑だと意外と危ない。
無心で刈ってたら今日もやらかした。

間違えて刈ってしまったきゅうりとトウモロコシ。「あれ、野菜の芽がなくなっている!」「短くなっちゃった、、、」ということに。

中心の左側にある赤い茎のとうもろこし。よく見てみると、葉っぱがヘナってなっているのですが、これ刈っちゃった後です。

いろんな植物に混ざって芽が出てきて生長していたきゅうりとトウモロコシ。ここにある、とあれだけ確認し、一緒に刈らないように芽の周りはハサミを使って切るなどして気をつけているのに、気づいたら一緒に刈ってしまっていた。ごめん、、、、、、( ;  ; )

生き物の棲家

いろんなものを仕留めるクモの巣


前回投稿したクモの巣。前回、クモの巣をとった後に、野菜の葉や実を食べたり寄生しちゃう虫を食べてくれるということを知り、残しておこうということにした。

今日、畑に行ってみると、ピーマンにクモの巣を発見。

ハエが仕留められている。だがよくよくみると、実が3つほど落ちている。これから生長しようとしていたのが見てとれる実。そして、葉っぱが2枚重なり合っている。もしかしてと思って、触ってみると、葉っぱがくっついて全然取れない。虫だけでなく、ピーマン自体もクモの巣に仕留められているかのようだった。数分間観察していると、葉っぱの裏からクモが現れた。5秒くらい目があった気がする。

すごく悩んだが、ピーマンから「苦しい」という声が聞こえたので、解いてあげることに。クモさん、申し訳ない。

通り道を変えたもぐら

モグラの通り道が最近変わった気がする。これまでなかったところ(野菜を植えていない場所)に凸凹が。ミミズが移動したからかな。

オクラの病気&葉っぱを丸くするハマキムシ

オクラの葉っぱに黒いシミのようなものができている。調べてみると、いろいろ検索に引っかかったが、アブラムシ類やコナジラミ類などによって伝染症が媒介されたのかもと。ここに、クモの巣、はってくれないかな、、、😅

そして、葉っぱがクルンとなっているものがある。これも病気???と思い、中を覗いてみると、黒い粒々が。

タマゴ?フン?これも調べてみると、ワタノメイガの幼虫のフンかなと。ワタノメイガの成虫見たことない、、、けど、羽化した後は、別の環境を好むのかな??それにしても、葉っぱをくるくる、ってどうやってるんだろう?自分でお家をつくる、ってすごいな。葉っぱをくるくる巻くから、「ハマキムシ」とも呼ばれてるらしい。

可愛い!と思っていたら、大被害を合いますよ、と書かれている記事があった。私は今まさに「可愛い」と思っている状態。ちょっと様子を見ておこう。

葉っぱくるくるトマト

大玉トマトの葉っぱがすごいくるくるしてた。オクラのように何かの虫が住み着いている???と思って中を見てもいない。

観察を続けると、茎に穴が開いている。ん?虫に食べられたか??


調べてみると、ウイルス性の病気、肥料過多、が出てきた。でも、肥料は土に敷く草ぐらいしかないし、多分、虫を媒介した病気にかかってるんじゃないかと。この場合、もう復活できないのかな、、、?実はできてるのに、なんだかその実も病気になってそうな、、、?

思いがけない出会い

畑は、行くごとに新しい出会いがある。春夏秋冬という4つの季節の変化だけではなく、その中にも微妙な気象変化があることによって、1週間前にはなかった草や虫が現れてくる。私がこれまでスルーしていたものが、関わる時間が増えてきていることによって見えるものが日々日々増えてきている、というのももちろんあるが。

でも、野菜に関しては、種を蒔いた場所や、苗を植え付けた場所は記録しているので、どこから芽が出るか、どこで育っていくかは想定できる。土壌生物や風によって、時に、蒔いた場所とは違うところから芽が出る場合もあるが、そこまで大きな差はない。

そんな中、今年蒔いていないものが2種類出てきてた!!!

一つ目が里芋!トマトの観察をしていたときに、支柱のそばにちょこっと里芋が!ここに植えていないのになんで???
と思ったら、去年里芋を植えた畝だった!全部里芋を収穫したと思ったけど、取り残しがあったんだ!

その他の出会い

虫編

①初めて見た幼虫。調べてみると、セスジスズメの幼虫で、小さな幼虫段階のものらしい。

②何かのタマゴ?を発見。


畑を見回すと、近くにタマゴの甲羅の色と似たような虫が。

この虫、そういえばこれまでもたくさん出会ってるけど名前を知らない。調べてみると、ナガメというカメムシ類の虫であるということが判明。でも、このナガメのタマゴを調べると全然違う。

じゃあ、このタマゴ、なんなんだ???

③えええなにこれ。白玉をつくってる。これはタマゴ???なんだこの虫は!

植物編

今日は、新しい夏野菜たちをお出迎えした。キュウリ、カボチャ、ツルムラサキ、スイカ!大切に育てます!


昨日、浅草で食べたお好み焼きやさんで野草トッピングがあったのだけど、その中にあったツユクサを発見!


なすー!

ズッキーニ!実ができておる!

人工授粉してみた。

オクラー!ついにー!

ピーマン!

とうもろこし!圧倒的に大きい!

絹さや!

バジル!どんどん花が咲いている!花が咲くと葉っぱが硬くなるそうなので、花は切っていく!





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