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コロナあるあるベトナム編

写真は、石垣島のビーチの写真です。

ベトナムじゃないんだけどね。

しかも、冬の写真だから透明感と色合いが足りないな~。


例のごとく、この文章は、あくまでも私が勝手に感じ取って、勝手にくみ取って、独断と偏見で書いた文章です。正しいとか、正しくないとかではないです。ご了承下さいませ。

何かの拍子にふと昔の思い出が蘇るのも、自粛あるあるな気がする。
思い出の中にタイムスリップして、今まで思い出さなかったことが、溢れ出て、懐かしくなっちゃう、的な。

YouTubeでドラマの主題歌の音楽が色々と入ったやつを聴いてたら、昔のこと思いだした。
今井美樹さんのプライドって曲で。
色々と思い出が少しずつ、思い出してきたわけだね。

思い出しの始まりは、
たしか、ドクというドラマの主題歌だった。
ってとこから。

香取慎吾さんが、ベトナム人役をやってた。
安田成美さんとか椎名桔平さんとかでてた。
調べてみたら、この時の安田成美さんは、オードリー・ヘプバーンみたいでかわいかった。
ドラマを見た記憶はない。内容もおぼえていない。
安田成美さんがベトナムで道を横切れないでいるところをベトナム人役の香取慎吾さんが助けて、そのあと日本でまた出会って、みたいな物語だったと思う。

その3年後、私はベトナムに何度も行った。

その時は、まるで予想してなかったけど。

あるベトナム人との出会いがあって。日本でね。

始めはまったく心を開いてくれなかった。誰に対しても。
ドクでやってた内容をすごく嫌悪していた。外国人差別的な内容があったみたいなんだけど、それは、本当にそうなんだっていってた。

だから、心を閉ざしぎみだったんだろうね。


でも、彼は努力で閉ざしてた心を開いて、闇に落ちそうになっても懸命に光に向かって歩こうとしてた。

それが本当の意味ですごい努力だったと理解したのは、たぶん5年くらいたってからだ。
若いときは、理解しててもほぼ本能だ。
説明というものはできない。
その意味をきちんと落とし込んで言葉にできたのは、ずっとずっとあと。
それも、本当の意味かは、わからない。自分だけの想いだから。

その人をね、ちょっと思い出してた。

その当時の私には、とても衝撃的な付き合いで、感情のすべてを使ってぶつかり合ってかなり濃い時間を彼とは過ごした。今は、もうあまりもう出すことはないけど、この彼と出会ったことで、私の思考や行動の世界はとてつもなく広がった。

その彼を思い出したのは、ニュースとかでみた内容がリンクしてたのもある。

コロナで、別のところから来た人を差別して、暴言を吐いたり、とか助けなくてなくなってしまったりとか、そんな話を聞いてしまうと、なんだか悲しくなっちゃう。

こんな時だから、助け合うことが必要でしょうに。
感染を広げるべきではないのが、最優先ではあるけれど、攻撃するところは、人へじゃないでしょう?みんなで未知へのウイルスと戦っているんだから。
何が正しくて、何が正しくないかは、わからないけど、人を傷つけることは逆効果なんじゃないかと思う。

私は、彼がいなくなってから、何度もベトナムに行った。
綺麗な海のリゾート地的なところによく行ってた。
そこでみた海の色が衝撃的に綺麗だった。


眠れないでいたから、ビーチに行ってみたときの話。
朝6時ころだったと思う。ベトナムの朝は早い。
朝日だというのに、活動的な太陽と、海の色と空の色のコントラストが、はっきりしてて、綺麗すぎて、まるで宝物のようだった。
彼はこの景色の中で育ったのかと思うと、なんだか苦しくて悲しくて優しくて、涙がぼろぼろでてきた。

そこに、飴売りのおばあさんが、近づいてきて私の肩をぽんぽんとたたいて、ベトナム語で何かいって、私の手に飴を握らせてまた何か言って去っていった。
良くわからないけど、はげましてくれたんだと思う。
大事な商売道具をくれたんだと思うと、優しさにまた涙がでてきた。
その時、なにも持たずに出てきたから、何かもってきて、お返ししたらよかったと後悔した。
そんな見ず知らずの外国人観光客にですら、優しくできるのに、攻撃するのはやっぱり違うのではないかな、と思うわけですよ。

例えが、身近なものではないからわかりずらいかもしれないけど、なんかね。
思い出したわけですよ。
コロナの関連でね。

その10年後くらいに、仕事で石垣島に移動になったとき、その海の色と太陽が、まるでベトナムで。

涙が止まらなかったなぁ。彼を思い出して。

海に行きたくなってきたな。晴れたら行ってみよう。
三密に気を付けて。きっともう少し。がんばろ!!


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